- トリドールがやばいと言われているのは本当?
- トリドールには将来性がある?
- トリドールの投資についての評判・口コミ
世界的にも有名な「丸亀製麺」を展開し、うどん業界をトップシェアカンパニーとして牽引するトリドール。
そんなトリドールホールディングスですがGoogleの検索窓に「トリドール」と入力すると「やばい」と表示されます。実際にどうやばいのか気になって調べている人もいるのではないでしょうか。
小坂解説員
トリドールがやばいと言われる理由
山口編集者
小坂解説員
- コロナによる業績不振
- 株主優待の変更
コロナによる業績不振
新型コロナウィルスの影響で、外食産業全体がマイナスの影響を受けました。
うどん業界トップシェアの丸亀製麺を展開するトリドールも例外ではありません。コロナウィルスの流行がなかなか収まらず、ファミレスや居酒屋などの業態だけでなく「トリドールもこれからやばいのでは?」「底値に到達するかも」と噂されるようになりました。
先行きの怪しさ、将来性の不安、コロナウィルスによる株価の下落からトリドールの業績はやばいと言われるようになったのです。
しかしトリドールは丸亀製麺でテイクアウト(持ち帰り業態)のサービスを展開したことで、コロナ禍でも業績が回復。ほかの外食産業を展開する企業が苦戦する中、丸亀製麺は頭一つ飛び抜けて成長する結果を残しました。
「トリドールの株価はなぜ高いの?」とよく疑問が囁かれますが、うまくテイクアウト需要の波に乗ったという背景があるからです。いい意味で「トリドールはやばい」と言われるようになり、「トリドールの業績は今後も期待できるのでは?」と期待の噂をされるようになっています。
株主優待の変更
2020年3月以降からトリドールの株主優待が変更されました。
この株主優待の変更の影響で、「トリドールはやばい」と言われるようになった背景があります。
しかし株主優待は悪い方向への変更ではなく、「高待遇になった」といういい方向への変更となります。
大きな変更内容は、1株→2株の株式分割の方式の採用。その結果、もともと50株しか持っていなかった株主も株式分割で100株の保有となるため、株主優待が受け取れるようになったのです。
山口編集者
やばい?トリドールの今後の将来性を分析
小坂解説員
山口編集者
- 海外市場の展開で好調
- うどん業界のシェア率が圧倒的で今後も堅調
海外市場の展開で好調
トリドールの主力事業である丸亀製麺は、海外への事業展開に対して積極的です。
戦略が外れてしまうケースはあるものの、丸亀製麺の海外事業は好調で黒字展開しています。日本のソウルフードであるうどんが海外の需要を開拓できれば、順調に業績が伸びていくのではと考えられます。
事実、海外でのうどんの評価・人気は高く、認知が増すにつれ需要は拡大しています。今後どのような戦略を展開していくかにもよりますが、認知や興味・関心、食すまでのハードルなどの課題をクリアすれば、マクドナルドのように世界的な食べ物としても確立できる可能性もあります。
小坂解説員
うどん業界のシェア率が圧倒的で今後も堅調
トリドールはうどんの事業である「丸亀製麺」の業績が伸びて、会社全体が成長してきた企業です。
うどん業界における丸亀製麺のシェアは圧倒的で、2021〜2022の売上高は921億円を記録しています。吉野家HDが展開する2位のはなまるうどんと4倍以上の差をつけており、うどん業界ではリーディングカンパニーのポジションを確立していると言えるでしょう。
広いうどん業界の中でも確実で強固な立ち位置を獲得しており、うどん事業を展開するほかの会社が減収を生む中、トリドールはしっかり増収を叩き出しています。
業界でも圧倒的なポジションの確立や一般消費者からの知名度、そしてうどんという消滅しない需要がある観点から、トリドールの将来性は今後も安定しているのではないかと考えられます。
もちろん大きな不祥事やトラブルが起こるなど、イレギュラーなトラブルが起きた場合は例外です。昨今はさまざまな外食産業でバイトテロという行為が起きているため、トリドールでもそのようなトラブルが起これば一気にブランドイメージが損なわれてしまう可能性があります。
ただし大きな問題が起こらない限り、トリドールの成長は堅調です。基本的には自分でトリドールの状況を見極め、投資する際の参考にしてください。
本当にやばい?投資に関連するトリドールのリアルな評判・口コミ
山口編集者
小坂解説員
ポジティブな口コミ・評判の中には以下のようなものが見受けられました。
- トリドールHDの値上がりがやばい
- トリドールが爆上げでやばい
- トリドールの含み益が10万円を超えててやばい
トリドールHDの値上がりがやばい
トリドールHD気づいたら値上がりがやばい🥺
買いそびれた🥺#鳥
— 株子のメモ帳📝 (@yukikabu4) August 18, 2022
トリドールが爆上げでやばい
やばいわ、トリドール (3397)1,151 +49 (+4.44%) 今日もまた爆上げやった!w でも、ちょっとペースが早過ぎるな。上場来高値1200は完全に射程圏内、指数的には2000ぐらいまでの株価は正当化出来る。なーんてね、ポジショントークですw
— ほにゃさん (@fonya3) May 29, 2012
トリドールの含み益が10万円を超えててやばい
株主優待狙いで3月の権利確定日に買うという絶対損するだろう買い方をしたトリドールの含み益が10万越えてやばいw全く予想外すぎたw
— クルード@ (@kurudo_gf) August 16, 2022
基本的には株価の値上がりに関する言及が多めですが、「株主優待が拡充しすぎてやばい」という株主優待に関する口コミ・評判もあります。
その一方でネガティブな言及も見受けられました。
- 決算書見てるとトリドールはやばい
- 株価の値下がりがやばい
決算書見てるとトリドールはやばい
決算書とかを見ていて、やばいと思ってた中で一番ましかな?と思ってたすかいらーくがやられたか…。トリドールとかカッパとかもやばいかも? https://t.co/4voQcLrkHs
— ぽち@DINKS (@POCHI_STOCK) September 11, 2020
株価の値下がりがやばい
これやばい
含み益10,000はじめて
まじで笑えないZOZOとトリドールの下がりかたがえげつない
泣きそう pic.twitter.com/DKh7KTK7KR— みた蘭 (@mitarann2) October 9, 2018
一部古い情報も含まれているため、あまり参考にならないかもしれません。ただ最新情報だけを見るといい意味での「やばい」に関する言及が多い印象です。
最新情報を追いたい方は、TwitterなどのSNSで「トリドール やばい」と検索してみてください。検索するタイミングにもよりますが、運が良ければ投資の判断材料となる口コミ・評判が見つかるかもしれません。
トリドールの代わりとなる投資先一覧表
山口編集者
小坂解説員
会社名 | 株主優待の内容(100株基準) |
鳥貴族 | 1000円券/年2回 |
きちり | 1,500円分/年2枚 |
大戸屋ホールディングス | 4,000ポイント(4,000円分) |
アークランドサービスホールディングス | 1,100円分/年2回 |
クリエイト・レストランツ・ホールディングス | 2,000円分/年2回 |
ちなみに、トリドールの株主優待は以下のような内容です。
- 割引株主優待券:100円券
- 実施回数:年2回
- 100株〜200株:30枚(3,000円相当)
上記の表と比較して、自分に合っているほうを選びましょう。
もちろん今回ピックアップした投資先以外にも魅力的なものはたくさんあるため、一度自分の手で調べてみると良いでしょう。
やばい企業?トリドールの基本情報をおさらい:会社概要
山口編集者
会社概要
商号 | 株式会社トリドールホールディングス |
設立 | 1990年6月11日(1995年10月28日に株式会社トリドールに組織変更。2016年に株式会社トリドールホールディングに商号変更) |
資本金 | 4,519百万円 |
会社所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-21-1ソラスタ19階 |
従業員数 | 社員数:5,795人(2023年3月末現在) |
公式サイト | 株式会社トリドール公式 |
トリドールは、丸亀製麺をはじめ、ハワイアンカフェの「Kona’s Caffe」や牛肉専門店の「ヤマキ商店」、焼鳥店の「とりどーる」など、さまざまな飲食ブランドを展開する企業です。
会社の歴史は長く、有限会社を含めたら30年以上続いています。今もなおトリドールの設立者の栗田貴也氏が、会社の代表取締役兼CEOを務めています。
会社の特徴
トリドールの特徴は、創業当時から引き継いでいるオープンキッチンスタイルです。主力事業の丸亀製麺に行ったことがある人であれば、イメージできたのではないでしょうか。
お客様とのコミュニケーションを大切にするためにオープンキッチンスタイルを採用しており、調理工程を見える化したことで安心・安全を与えられるようにしています。
小坂解説員
まとめ:トリドールはいい意味でやばい
- トリドールがやばいと言われているのは本当?
- トリドールには将来性がある?
- トリドールの投資についての評判・口コミ
本記事では、トリドールがやばいと言われる理由やリアルな評判・口コミをまとめました。
小坂解説員
山口編集者