アプラスは、SBI新生銀行グループのクレジットカード・信販会社です。
1956年に大阪で「大阪信用販売株式会社」として創業し、2009年に現株式会社アプラスを設立し、現在は全国主要都市47店舗を構えるまで拡大をしました。
そんなアプラスですが、インターネットやTwitterには「アプラスはやばい」という評判や口コミが多く見られます。
なかには、「身の覚えのないおかしい請求がある」「作った覚えのないアプラスカードが届く」など、クレジットカード会社としての信頼に関わるやばい口コミも。
吉田解説員
山口編集者
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アプラスはどんな会社?
アプラスの企業概要は以下の通りです。
商号 | 株式会社アプラス(APLUS Co., Ltd.) |
設立 | 2009(平成21)年4月24日※創業 1956(昭和31)年10月6日 |
代表取締役社長 | 嶋田 貴之 |
本店所在地 | 大阪市浪速区湊町一丁目2番3号 |
店舗数 | 全国主要都市47店舗 |
主な事業内容 | ①ショッピングクレジット事業ショッピングクレジット、オートクレジット、オートリースなど ②カード事業クレジットカード、提携カード、カードキャッシングなど ③ペイメント事業オートネットサービス、コンビニ収納代行サービス、コード等決済サービス、家賃サービスなど |
公式サイト | アプラス公式 |
アプラスは、SBI新生銀行グループの子会社です。ショッピングクレジット事業、カード事業、ペイメント事業など、消費者向けファイナンス事業を展開しています。
企業としての歴史は長く、1956年に大阪に「大阪信用販売株式会社」を設立したことから始まります。
2004年より株式会社新生銀行と全面的な業務・資本提携を行い、2009年に株式会社アプラスクレジット(現 株式会社アプラス)および株式会社アプラスパーソナルローンを設立しました。
2020年に株式会社新生銀行の完全子会社となり、現在の形になりました。
このような歴史があるアプラスですが、現在注目されているのはTポイント機能を搭載した提携クレジットカードの発行です。
アプラスの「Tカード プラス」を発行すると、年会費は無料で、Tポイント提携先で利用するとTポイントがどんどん貯まります。
実際にアプラスのクレジットカードでTポイントを獲得した人の中には、18万ポイント以上も一カ月で獲得していました。
Tポイントはドラッグストアのウェルシアで毎月20日に200ポイント以上の利用で1.5倍以上の買い物ができます。
日用品や化粧品、食料品をまとめ買いする「ウェル活」をしている人にとっては、やばいお得なクレジットカードだといえるでしょう。
また、大きな買い物を普段しない人は、口コミのようにローンをアプラスのTカードで利用するのもオススメです。
「アプラスマイカーローン」なら、ローン契約の支払い利息総額に対して100円につきTポイントが1ポイント貯まります。
アプラスはなぜ「やばい」と言われるのか?
山口編集者
吉田解説員
アプラスが「やばい」と言われる理由①:身に覚えのないおかしい請求があるため
アプラスがやばいと言われる1つ目の理由は、見に覚えのないおかしい請求があるためです。
口コミで特に多く見られたのが、Googleを利用した不正利用です。
クレジットカード会社の多くは、不正利用の可能性が検知されると確認の連絡がありますが、口コミには「身に覚えのないおかしい請求を自分で見つけた」という声が大半を占め、アプラスから確認の連絡はほぼないようです。
身に覚えのないおかしい請求が届いた時には、すぐにカードを停止し、再発行の手続きをすることが大切です。
ただし、アプラスのカスタマーサポートは平日9:30~17:30のみ受け付けており、土日祝日および営業時間外の電話はなかなか繋がないので注意をしましょう。
参照:アプラス
不正利用の早期発見のためには「カード利用安心メール」を利用することをオススメします。また、不正利用を防ぐために、ID、パスワードの使いまわし、盗難、フィッシング詐欺に注意することが大切です。
山口編集者
吉田解説員
アプラスが「やばい」と言われる理由②:作った覚えのないアプラスカードが届くため
アプラスがやばいと言われる2つ目の理由は、作った覚えのないアプラスカードが届くためです。
ただし、作った覚えがなくても、何かしら申し込んだ時にチェックを付けて知らないうちにカードも申し込んでいる可能性もあります。
万が一作った覚えのないカードが届いたら、第三者のカードが宛名間違いで届いたか、個人情報を抜き取られて勝手に作られた可能性があります。カスタマーサポートへ電話をしましょう。
また、口コミには「作った覚えがないのにアプラスカードを名乗るメールが届いた」という評判も多くありました。
こちらは、クリックして情報を登録してしまうことで個人情報を抜き取られる悪質なフィッシングメールです。
不正利用をされるとやばいので、作った覚えがないのならクリックしないようにしましょう。
アプラスが「やばい」と言われる理由③:カスタマーサポートの電話繋がらないため
アプラスがやばいと言われる3つ目の理由は、カスタマーサポートの電話が繋がらないためです。
身に覚えのないおかしい請求が来た時、作った覚えのないクレジットカードが届いた時、紛失や盗難に逢った時には、カスタマーサポートにすぐ連絡をする必要があります。
しかし、口コミによると「カスタマーサポートの電話が繋がらない」「対応がやばい」という評判が多くありました。
カスタマーサポートは平日9:30から17:30まで受け付けていますが、実際には朝一に電話をかけても繋がらず、中には90回以上かけても繋がらなかったという声もありました。
コロナによって縮小営業をしている可能性はありますが、緊急時に対応してもらえないとさらなるトラブルに繋がる可能性もあります。
また、利用者側からの電話は繋がらないのに、営業電話は頻繁にかかってくるという声もありました。
リボ払いの勧誘やクレジットカードの発行などの電話は、一度断ってもかかってくるケースが多いようです。
アプラスが「やばい」と言われる理由④:勝手にリボ払いに設定されるため
アプラスがやばいと言われる4つ目の理由は、勝手にリボ払いに設定されるためです。
リボ払いとは、カードの利用残高に応じて、毎月一定金額を支払う方法です。支払い計画が立てやすい一方で、手数料がかかるのがデメリットです。
アプラスのサービス「リボかえル」に設定をしていると、カード利用時に一括払いを選択しても、自動でリボ払いに切り替わります。
本来一括で支払える金額のものも、知らないうちにリボ払いになり、手数料が発生しているケースがあります。口コミには、40万円近い手数料を請求されたという評判もありました。
特に注意したいのは、2019年1月末までにアプラスのクレジットカードを作っていた人です。
この時期まではアプラスでクレジットカードを作ると、初期設定で「リボかえル」が登録されていたため、身に覚えのない手数料を請求されている可能性があります。
現在は「リボかえル」が初期設定されることはなくなりましたが、誤ってチェックをしないように注意が必要です。
山口編集者
吉田解説員
参照:アプラス
アプラスが「やばい」と言われる理由⑤:悪質な同名のヤミ金がいるため
アプラスがやばいと言われる5つ目の理由は、アプラスを名乗る悪質なヤミ金業者が存在しているためです。
貸金業を営む業者は、貸金業規制法に基づき、国か都道府県の登録を受けなければなりません。登録をしていない業者はヤミ金です。
日本賃金業協会のサイトでヤミ金の実例検索をすると、アプラスの名前が複数出てきます。
参照:日本賃金業協会
アプラスは日本賃金協会に加盟していますが、知名度のあるアプラスの名前を使ってお金を貸し付ける業者が横行しているようです。
ヤミ金かどうか調べるためには、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で調べることが大切です。
参照:金融庁
アプラスは悪質なヤミ金ではないものの、お金の貸し方や審査方法などから「ヤミ金のよう」という評判もありました。
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アプラスが「やばい」と言われる理由⑥:フィッシング詐欺が横行しているため
アプラスがやばいと言われる6つ目の理由は、アプラスを名乗る業者のフィッシング詐欺が横行しているためです。
アプラスだけに限りませんが、近年カード会社を装ったフィッシング詐欺が横行しています。
フィッシング対策協議会のサイトにも、アプラスを名乗るフィッシング詐欺の報告を複数受けていると注意喚起がされています。
アプラスをかたるフィッシングの報告を受けています。
1. 2021/03/01 16:00 現在、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。 類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので、引き続きご注意ください。
2. このようなフィッシングサイトにて、アカウント情報 (ID、パスワード)、クレジットカード情報(カード番号、カード有効期限、セキュリティコード)、 口座番号、個人情報(お名前、生年月日、ご登録電話番号)、カード暗証番号等を絶対に入力しないように、ご注意ください。
3. 日頃からサービスへログインする際は、メールや SMS 内のリンクではなく、いつも利用しているスマートフォンの公式アプリやブラウザのブックマークなどからアクセスするよう、心がけてください。
4. 類似のフィッシングサイトやメールを発見した際には、フィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
フィッシング対策協議会
フィッシング詐欺とは、送信者を偽ったメールを送りつけたり、偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号、アカウント情報などの個人情報を盗み出す悪質な行為です。
近年では、実在するURLに見えるよう「0」を「o」にしたり、本物そっくりなサイトで騙したりと巧妙な手口になっています。
参照:総務省
アプラスカードを持っていないのにアプラスを名乗る業者からメールが来た場合、フィッシング詐欺である可能性が高いようです。こちらの投稿者に届いたメールは、URLをクリックするとカード番号などを入力する画面に推移したそうです。
インターネットには「アプラスからのメールをクリックしたらフィッシング詐欺のサイトだった」という評判がいくつもあり、アプラスの会社でも注意喚起を促しています。
メールで送られてきたURLはクリックせず、削除するようにしましょう。
吉田解説員
山口編集者
アプラスが「やばい」と言われる理由⑦:ローン返済が遅れると電話で脅されるため
アプラスがやばいと言われる7つ目の理由は、ローン返済が遅れると電話で脅されるためです。
アプラスでは、ローンの支払いが遅れると督促の連絡が届きます。遅延の理由が残高不足であっても、すぐに督促状が届き、何度も電話がかかってくるため「ヤミ金みたい」と思う人も多いようです。
電話の対応も脅迫のような言い方だったりと、ブラックな体質を感じたという声もありました。
クレジットカード会社からの督促を放置していると、ブラックリストに載ったり、利用額を一括請求されたりすることがあるので放置するのはNGです。
実際に、アプラスはカードショッピングの支払いを滞納した場合、当該支払金に対し、年14.60%を乗じた額の遅延損害金を請求します。
参照:アプラス
ただし、身に覚えがない督促が来たら、取り立て詐欺の可能性があります。正規のサイトから連絡をして、確認をすることが大切です。
参照:アプラス
まとめ
アプラスはSBI新生銀行グループの子会社で、日本賃金業協会にも登録されている会社ですが、口コミには「アプラスがやばい」という評判が多く見られました。
しかし、「身の覚えのないおかしい請求がある」「作った覚えのないアプラスカードが届く」など悪い評判の多くは、アプラスを名乗る悪質な業者や不正利用によるものでした。
一方、アプラスのサポートセンターの対応や勝手にリボ払いになるシステムは、ユーザーの満足度を下げているようです。アプラスを利用する方は、ぜひ参考にしてみてください。