東建コーポレーションはやばい？誰でも受かる？口コミや評判を解説

東建コーポレーションは、アパート経営を支援する土地活用を主力とした建築会社です。

賃貸物件の仲介も展開しており、幅広い人に住まいや賃貸経営を提供しています。

そんな東建コーポレーションですが、インターネットでは「営業がやばいほどきつい」「離職率が高いから誰でも受かる」という就職に関するやばい口コミや、「賃貸トラブルが多い」「オーナーが悪質」など賃貸物件に関するやばい評判が多くあります。

そこで本記事では、口コミをもとに東建コーポレーションの評判がやばい理由について解説します。

東建コーポレーションはどんな会社？

東建コーポレーションの会社概要は以下の通りです。

創業は1974年で、土地活用の専門会社としてスタートをしました。事業内容を拡大し、2003年には東証プライム・名証プレミアに株式上場をしています。

東建コーポレーションが主力としているのは、土地所有者に対するコンサルティング営業です。

賃貸マンション、賃貸アパートなどの企画・施工をはじめ、仲介・管理・経営代行まで行っています。

近年は建設事業に留まらず、新商品の開発や不動産業務システムの開発、ネット広告事業なども展開しています。

賃貸物件では、豊富なラインナップが特徴です。ペット仕様の賃貸や、女性専用フロアがある賃貸、単身者から評判の良い家具付き賃貸など、多様化するニーズに合わせることで他社物件との差別化を図っています。

東建コーポレーションの仲介会社であるホームメイトの評判は様々ですが、口コミの中には「希望に合わせて色々探してくれた」という声もありました。

東建コーポレーションはなぜ「やばい」と言われるのか？

土地活用をはじめ、賃貸マンション、賃貸アパートの施工や管理など幅広く展開する東建コーポレーションですが、口コミのなかには「営業がやばいほどきつい」など就職に関するやばい評判や、実際に賃貸物件を借りて悪質なトラブルに巻き込まれた人の評判がありました。

ここからは、東建コーポレーションがやばいと言われる理由を5つご紹介します。

東建コーポレーションが「やばい」と言われる理由①：営業がきついため

東建コーポレーションがやばいと言われる1つ目の理由は、営業がきついことです。東建コーポレーションには、営業職・建築職・設計職・仲介職・Webシステム開発職などがあります。

新卒、中途ともに採用のメインは営業職です。東建コーポレーションの営業は、土地所有者に対して収益や節税対策を目的とした土地活用を提案するコンサルティング営業になります。

担当のエリアをまわり、飛び込み営業をすることも多いため、人見知りの人や体力に自信がない人はきつい職種です。

口コミでは、「東建コーポレーションの営業がしつこい、悪質」という評判もありました。

また、東建コーポレーションの営業が訪問のたびに担当者が変わることから、「激務なブラック企業で離職率が高いのでは」という評判もありました。

飛び込み営業や、きついノルマがある東建コーポレーションの営業ですが、平均年収は819万円です。

ただし、給料は月額26万3,000円なので、賞与やインセンティブによって大きく増減することが分かります。

東建コーポレーションの営業は固定給にくわえ、契約や成績によってインセンティブが与えられます。

成果を上げた分だけ報酬に還元されるため、若手でも年収1000万円が叶いますが、徹底した成果主義なので、契約が取れない営業にとってはやばいほどきつい職場です。

参照：東建コーポレーション

東建コーポレーションが「やばい」と言われる理由②：激務で離職率が高いため

東建コーポレーションがやばいと言われる2つ目の理由は、激務で離職率が高いと言われているためです。

口コミには、転職エージェントに登録すると、東建コーポレーションの営業職のスカウトがしつこいほど届くという声が多くありました。

頻繁にスカウトを送る企業は、採用しても離職率が高く定着しないため、基本的に人手不足であることが多いです。

そういった人手不足から誰でも受かるとも言われています。

東建コーポレーションの離職率がやばい理由として、激務であることが挙げられます。

採用サイトには「月45時間を超え、60時間までの残業は年6回を限度とする」「時間外労働は所属長の許可を得ない限り実施不可」と記載されていますが、実際は職場によって様々です。

土地所有者に会うために休日を削っている営業も多いでしょう。

東建コーポレーションの営業がよく来るという人からは、「いつも疲弊していてやばい雰囲気がある」という評判もありました。

東建コーポレーションが「やばい」と言われる理由③：賃貸やオーナーの評判が悪いため

東建コーポレーションがやばいと言われる理由の3つ目は、賃貸やオーナーの評判が悪いためです。

土地活用に強みがある東建コーポレーションは、土地所有者の節税対策などを目的に、賃貸物件の建築や代行経営などを行っています。

一般向けには全国不動産仲介ネットワークのホームメイトが賃貸の紹介や仲介サービス、賃貸管理を展開しています。仲介物件の中には、東建コーポレーションが施工に携わる高級賃貸マンションも含まれます。

ITを使った物件情報システムや、全国184カ所の事業所を持つ東建コーポレーションですが、実際に住んだ人からは「賃貸トラブルが多い」「オーナーの対応が悪い」というやばい評判が多いようです。

参照：東建コーポレーション

特に多かったのが、賃貸物件の不具合です。こちらの口コミでは、クローゼットの天板が落ちてきて修理をしてもらったら、17万円もの請求書が届いたという評判がありました。

また、オーナーが個人的に賃貸入居者用の駐車場を貸していたなど、オーナーとのトラブルや不満の声もありました。

さらに、東建コーポレーションのブランド「ホームメイト」の電話対応に関するやばい評判もありました。

電話の態度が悪い、不具合を伝えても対応してくれないなど、コールセンターの評判がよくありません。

参照：ホームメイト

参照：ホームメイト

東建コーポレーションが「やばい」と言われる理由④：サブリース問題によるトラブルがあるため

東建コーポレーションがやばいと言われる4つ目の理由は、サブリース問題によるトラブルがあるためです。

サブリースとは、オーナーから業者が賃貸物件を一括で借り上げ、オーナーを代行して転貸し、賃料の集金、賃貸物件の維持管理、入退去の対応などを全て行うシステムです。

サブリースのメリットは、空室や家賃の滞納リスクがなくなること、面倒な管理業務などを代行してもらえること、確定申告が簡略化できることなどが挙げられますが、一方でトラブルに発展するケースも少なくありません。

実際に、消費者庁ではサブリース契約のトラブルに注意喚起をしています。

サブリース契約をする場合は、契約の相手方から説明を受け、契約内容や賃料減額などのリスクを十分理解してから契約してください。

消費者庁

オーナーと業者間のトラブルは、オーナー側がサブリースのメリットばかりに目が行った結果、リスクを理解していないことが主な原因です。

業者によっては、オーナーが賃貸事業の経験に乏しいことを利用し、「一切家賃が下がらない」「維持のための出費はない」など、メリットばかり伝える悪質なケースがあります。

しかし、実際には契約期間中であっても賃料の減額や解約をされたり、修繕の費用を負担しなければいけません。

口コミでは、実際に東建コーポレーションのサブリースのトラブルに巻き込まれている人の評判もありました。

オーナーと入居者間のトラブルは、オーナーとサブリース業者の契約が終了することで不利益を受けるケースがあります。

これは、サブリースの賃貸住宅はオーナーからサブリース業者が借りた建物を、入居者に貸しているという又貸しの状態であるためです。

条件によっては、オーナーとサブリース業者の契約が終了することで退去しなければいけない可能性があります。

サブリースによるトラブルは、メディアでも度々取り上げられています。

しかしながら、NHKでサブリース問題について大手5社にコメントを求めたところ、東建コーポレーションは無回答でした。この姿勢からサブリース問題に対するやばい姿勢があるのではと勘繰ってしまう方も出るでしょう。

実家の近所に対して次々サブリースの営業をかけているという評判もありました。

社会情勢に疎い高齢者がデメリットを理解せずに良いところだけを聞いて契約してしまうと、大きな損をしてしまう可能性があるため、親戚で目を配る必要があります。

東建コーポレーションが「やばい」と言われる理由⑤：裁判が起きたことがあるため

東建コーポレーションがやばいと言われる理由は、裁判に発展したトラブルがあったためです。

2017年、兵庫県の40代男性が、勤務していた東建コーポレーションと元上司に対して約750万円の損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁はパワハラを認定し、約160万円の賠償を命じました。

男性は、複数の工事を受注したものの書類の記載ミスなどを理由に受注後の担当を外されたり、「きもい」「がんがうつる」などの罵声を浴びせられた結果、うつ病を発症し退職しています。

パワハラによって裁判が起きたことから、働く環境がやばいことが考えられます。

参照：日経経済新聞

また、2010年には東建コーポレーションの社員と元社員が、未払い残業代などの支払いを求める裁判を起こしました。

2008年に、東建コーポレーションは残業代が成果給に含まれていることを社員に再認識させるよう上司に求め、「未払いの残業代はありません」と確認書を書くように誘導をしていました。

参照：My News Japan

裁判を起こした元社員は朝から晩まで休みもなく働き、月の残業時間は150時間を軽く超える激務だったそうです。

さらに、脅しのように同意を求めたり内部マニュアルを会社が作っていたりと、悪質な実態が分かります。

東建コーポレーションは誰でも受かる？就職難易度は低い？

営業がきついものの、インセンティブによって年収が高くなる東建コーポレーションですが、様々な口コミから、就職難易度が低く誰でも受かる可能性がある企業だと分かります。

特に多かったのは、転職エージェントに登録すると東建コーポレーションからオファーが頻繁に来るという声でした。

中には、登録しただけで書類面接通過のお知らせが届いた、面接落ちたのに再度オファーが届いたため、就職難易度が低く誰でも受かるのではという評判もありました。

就職難易度は、新卒よりも中途の方がより低いと考えられます。

募集要項では、新卒では「四大卒以上、要普通自動車運転免許」が条件であるのに対し、中途では「高卒以上、要普通自動車運転免許」だと記載されています。

また、新卒の採用大学を見ると有名大学から偏差値の低い大学まであり、学歴フィルターはあまりないようです。

参照：DODA

参照：リクナビ

転職サイトには常に東建コーポレーションの求人募集が掲載されており、オファーも頻繁に届くことから、離職率がやばいため人材が定着せず、誰でも受かると考えられます。

東建コーポレーションへの就職がオススメできる人

誰でも受かる、就職難易度が低いと言われる東建コーポレーションですが、できるだけ長く働きたいと考える人にとって、企業との相性は大切です。

東建コーポレーションへの就職がオススメできる人を紹介します。

まず第一に、コミュニケーション能力が高い人です。東建コーポレーションの営業の仕事内容は、土地所有者に対し、賃貸マンション・アパート・貸店舗などのリース建築経営を提案する、土地活用のコンサルティング営業です。

飛び込み営業も多く、さらに土地所有者やその親族と信頼関係を1から築いていくため、コミュニケーション能力は欠かせません。

また、受注後は建築施工、入居仲介、賃貸管理運営といった一連の業務が発生し、多くの職種の人とやり取りをする必要もあります。

契約にはオーナー（土地所有者様）だけでなく、そのご家族からも信頼をいただかなければならないケースが多くあります。そのためには、常に「お客様のために」というスタンスがないと信頼は得られません。

東建コーポレーション

きついノルマに追われて営業をするのではなく、お客様のためを思ってコミュニケーションを取れる人は、結果や年収にも結び付くはずです。

次に、学歴や職歴に自信がないがやる気がある人です。東建コーポレーションの中途採用のサイトでは、高卒以上が条件で、不動産や建築業界の経験、営業の経験は不問と記載されています。

様々な異業種からの転職者が活躍中です。テレホンアポインター、証券会社の営業、紳士服の販売、フリーター、事務職など、男女問わずすべての社員にチャンスがあり、高い目標を実現できる環境です。

DODA

また、年収も成績によって決まる実力主義なので、学歴や職歴に自信がなくても同年代より稼ぐことも可能です。

ただし、契約を取れないといくら真面目に仕事をしていても年収は下がってしまいます。

選考で重視するのはあなたのやる気。結果は給与と昇格という形で反映。

成果実績により次長職まで自動昇格で評価します。

東建コーポレーション

完全な実力主義です。結果が全てで、途中経過などアパート、マンションの契約を取らない限り、何の評価ももらえません。勤務態度なども全く関係なしですので契約があれば車で寝ていようが家に帰ろうが関係なしでした。契約がなければ人間として見てくれない一面もありました。給与も下がります。

Openwork

必須ではありませんが、不動産業界や金融業界の経験者はその知識や経験を活かすことができます。

収益や節税対策を目的とした土地活用を提案するため、資格の優遇もあります。具体的には、以下の通りです。

・ファイナンシャル・プランニング技能士（1級・2級・3級）

・CFP、AFPの資格取得者には、別途資格手当を支給あり

DODA

金融や証券会社出身者であれば、営業において知識や経験が最大に活かせます。しかし弊社の営業部員で活躍している人は、接客・サービス業出身も多数。しかも営業未経験者がほとんどです。

東建コーポレーション

もし、将来不動産や建築業界、金融業界に進みたいと考えているのであれば、FP資格は役立ちます。

参照：体験入社

東建コーポレーションの年収は？

東建コーポレーションの初任給は、以下の通りです。

参照：東建コーポレーション

東建コーポレーション全体の平均年収は590万円（2021年度）で、業界ランキング195社中145位でした。業界平均と比較して113万円低い結果となりました。

参照：年収チェッカー

営業職は会社全体よりも平均年収が高い傾向があります。

転職サイトによると、東建コーポレーションの営業職の平均年収は819万円と記載されています。

これは、営業職は固定給に加え、業績連動成果給により成果を上げた分だけ報酬に還元されるためです。そのため、営業職の中には若手でも年収1000万円を超えている人もいます。

参照：東建コーポレーション

実際に東建コーポレーションで働いていた人の口コミでも、契約を取れば同世代よりも年収が高くなるが、契約できないときついという声がありました。

実際契約している人としていない人では雲泥の差があります。契約を取れば、同世代の公務員や銀行員以上に給料は若いうちからもらえます。特に近年の物価高の影響で建設費が上がっているため、マージンも多くなっています。

Openwork

東建コーポレーションへの就職の流れ

東建コーポレーションへ就職を希望する場合は、どのような流れになるのでしょうか。まず、新卒か中途かで採用までの流れは異なります。

新卒の場合、リクナビなどの採用サイトでWEBエントリーをした後、エントリーシートを提出、説明会、面接を複数回行い採用という流れです。

募集は正社員のみで、営業職、建築職、設計職、仲介職、幹部候補の本社総合職が募集されています。

参照：リクナビ

中途の場合は、転職サイトから申込み、面接後に採用という流れです。企業側からオファーをしてくる可能性もあります。

どちらも普通運転免許は必須です。口コミには運転免許がなく面接落ちたという声もあるため条件はよく確認しましょう。

まとめ

東建コーポレーションがやばいと言われる理由は、営業が激務できつい、離職率が高く誰でも受かる、パワハラや残業代未払いの裁判が起きたことがあるなど、職場環境や就職難易度の低さによるものだということが分かりました。

また、東建コーポレーションの賃貸物件を借りた人からは、賃貸やオーナーの評判が悪く、サブリース問題によるトラブルに関する評判もありました。