テクノプロの評判・口コミがやばい?同業他社との年収を比較検証

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テクノプロのまとめ
  1. エンジニアや技術者、研究者を派遣するアウトソーシング会社
  2. 口コミや評判でやばいと言われる理由を徹底検証
  3. 派遣先が決まらなくても基本給がもらえる

テクノプロはエンジニア、技術者、研究者のアウトソーシングを行う企業です。

日本国内だけでなくアメリカ、中国、アジアにまで事業を展開しており、複数のグループ会社があります。

グループすべての従業員数は27,563名と業界の中でも大手の企業に分類されます。

小室解説員

国内外で活躍できるチャンスのあるテクノプロですが、転職を検討する前に口コミや他社との比較ポイントも確認してください。
実際にテクノプロで働いた経験がある方の口コミ、さらに比較されることが多いメイテック・アルプス技研との違いを解説します。

山口編集者

テクノプロとは

運営会社テクノプロ・ホールディングス株式会社
本社所在地東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー35階
代表者八木 毅之
資本金69億2966万9600円
設立年月日2012年(平成24年)4月27日
従業員数単体:242名 グループ連結:27,563名
事業内容ソフトウェアの総合アウトソーシング
公式サイトテクノプロ公式

テクノプロはエンジニアや技術者、研究者を各企業に派遣している、人材アウトソーシング会社です。

日本国内だけでなく海外にもグループ会社があり、拠点は200以上にものぼります。

グループ会社は主に下記の4つの分野に分類されています。

テクノプロのグループ会社の分野
  • IT
  • エンジニアリング
  • デザイン
  • R&D

各分野で専門知識が豊富なエンジニアが在籍しており、企業にとっては即戦力を獲得しやすいです。

MEMO

テクノプロに転職するためにはエンジニアとしてある程度のスキルや知識、キャリアが必要ですが、自身の経歴とマッチする求人があれば比較的スムーズに派遣先が決まります。

テクノプロのグループ会社一覧

小室解説員

テクノプロのグループ会社は下記のとおりです。
テクノプロのグループ会社一覧
  • 株式会社テクノプロ
  • 株式会社プロビズモ
  • 株式会社テクノプロ・コンストラクション
  • 株式会社トクオ
  • 株式会社テクノプロ・スマイル
  • ピーシーアシスト株式会社
  • テクノブレーン株式会社
  • Boyd&Moore Executive Search株式会社
  • テクノプロ中国グループ
  • Helius Technologies Pte Ltd
  • Orion Managed Services Limited
  • TPRI Technologies Private Limited
  • Robosoft Technologies Private Limited
英語圏、中国、アジア圏にもグループ会社があり、グローバルに活躍を続けています。

山口編集者

テクノプロがやばいと言われる理由

小室解説員

テクノプロがやばいと言われる理由を4つ紹介します。
転職先としてテクノプロを検討している方は、事前にテクノプロの悪い点も確認してください。

山口編集者

希望通りの派遣先・配属先になるとは限らない

テクノプロに入社するとまず得意分野や希望勤務地をヒアリングされますが、必ずしも希望どおりの派遣先を紹介してくれるとは限りません。

特に希望する分野に対してスキルや実績がない場合は派遣先の紹介が難しくなります。

求人を探し始めるタイミングによっても、思うように派遣先を決められない可能性があります。

注意

勤務地についても、いきなり遠方の派遣先が決まるということはありませんが、地方での転職を検討している場合は求人数が少なく派遣先が見つかりにくいです。

スキルアップに繋がる業務に携わりにくい

スキルがないスタッフには単純作業しか割り当てられず、教育してくれる人もいないため、スキルアップにつながりません。

正社員採用であれば未経験でも基礎から教えてもらえますが、派遣は基本的に即戦力が求められているため、派遣先からの丁寧な指導は期待できません。

長年同じ派遣先に勤務していてもスキルが身についていないので、次の派遣先探しにも苦労してしまいます。

山口編集者

給与の査定・評価基準が曖昧

テクノプロでは人事評価は別の派遣先で働いている人が行うため、日頃の働きぶりは評価されません。

結果だけを評価されることになりますが、評価基準も曖昧なので納得できない結果になることもあります。

テクノプロの評価、昇給は年に1度行われます。

1年間の成果が正確に評価されていない、給与に反映されていないと感じながらまた1年働き続けるのは、モチベーションの低下にもつながります。

スカウトメールや電話がしつこい

転職サイト、求人サイトに登録するとテクノプロからのスカウトメールや電話がしつこく来るという声がありました。

ですが、転職サイトや求人サイトではテクノプロ以外にも多くの企業がスカウトメールを配信しています。

中には求職者のプロフィールを確認せず、希望に合わない仕事を案内するものもあります。

スカウトメールはほどほどに参考にしつつ、自身で希望に合う求人を探し続けなければなりません。

小室解説員

スカウトメールや配信を停止できるので、各転職サイト、求人サイトの機能を利用してください。

テクノプロのホワイトな一面

小室解説員

テクノプロはやばいといわれる反面、ホワイトな一面もあります。
一般的な派遣会社と違い求職中でも基本給を受け取れる、ワークライフバランスを取りやすいといったメリットを解説します。

山口編集者

派遣先が決まらなくても基本給がもらえる

テクノプロは派遣先が決まっていない待期期間でも基本給が発生します。

一般的な派遣会社では待期期間の給与は発生しないので、この点はテクノプロの大きな魅力です。

テクノプロでは無期雇用派遣という方法を採用しているため、派遣先との契約が急遽終了してしまったとしてもテクノプロの従業員として給与などのフォローを受けられます。

テクノプロは2,000社以上の企業と提携しているため派遣先もすぐに見つかりやすく、待期期間も不安を感じずに次の派遣先探しに集中できます。

山口編集者

ワークライフバランスを重視する人にとって環境は良い方

テクノプロはワークライフバランスを重視する人にとっては働きやすい環境が整っています。

エンジニアなどの技術職は残業や休日出勤も当たり前の風潮が強いですが、派遣であればある程度余裕を持った働き方ができます。

残業した分の時給もきちんと支払われるため、不満も感じにくいです。

家事や育児と両立したい、趣味を満喫したい方は残業が少な目の案件を希望してください。

また、テクノプロ内での飲み会やイベントもなく、テクノプロの社員同士の交流もほとんどありません。

煩わしい人間関係は避けたいという方にもテクノプロは最適です。

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テクノプロで働いていた人のやばい評判・口コミ

小室解説員

テクノプロで働いた経験がある方の口コミを集めました。
なぜテクノプロがやばいと言われているのか、労働環境を確認してください。

山口編集者

テクノプロで働いていた人のやばい評判・口コミ
  • 給料を減らすと脅された
  • パワハラ・セクハラが原因で若手が退職した
  • 給与が適正ではない
  • 1年以上の自宅待機・給与は6割と団体交渉まで発展している
  • とにかく悪評が多い

給料を減らすと脅された

会社の休みの日にもかかわらず休んだら給料を減らすと脅されたという声がありました。

口コミを投稿した方はすでに退職の意思を伝えているようですが、退職すると決まったとたんに態度が変わる企業は大いに問題があります。

パワハラが原因で若手が退職した

【良い点】
現場によるが土日休みで残業もない。これは完全な現場ガチャなので不満があれば移動させてもらうしかないが、会社も利益があるので簡単には通らないかも。

前の現場は一年いたが、プロパーのパワハラが原因で抜けた。

引用元;転職会議

土日休みで残業もない点が良いと評価される一方、パワハラで退職してしまったという口コミもあります。

優秀な人材を確保するためには労働環境の改善、従業員満足度の向上が必須ですが、テクノプロでは労働環境の悪さは放置されているという口コミでした。

パワハラは訴訟問題にも発展する可能性があり、企業の社会的信用を落とす原因にもなります。

また、優秀な若手の人材が離職すればその分別のエンジニアにも負担がかかり、社内の不満は大きくなる一方です。

給与が適正ではない

テクノプロがマージンを60%取っているため、優秀なエンジニアでも給料が手取り19万円しかないという口コミがありました。

エンジニアは専門知識や高いスキルが必要なものの、給料は低い傾向にあります。

派遣先を決める前には契約内容をチェックし、納得できる給与を支払ってくれるか確認しなければなりません。

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1年以上の自宅待機・給与は6割と団体交渉まで発展している

テクノプロは派遣先が決まらない待期期間も給与を支払ってくれますが、金額は6割に留められています。

1年以上も派遣先が決まらない方もおり、早急な解決が求められます。

ですが何度対応を求めても仕事を紹介してくれず、代理弁護士に問い合わせても的確な回答は受けられていません。

自主退職に追い込もうとしているのではないかという投稿もありました。

とにかく悪評が多い

待遇に不満があり退職する、論理的なやり取りができない、精神的な負担を強いられ退職したなど、悪評が非常に多く見受けられます。

要望を伝えてもまともな話し合いができなければ、退職するしか選択肢がなくなってしまいます。

特に業務中に受けた精神的負担により精神疾患を患うと、治療に何年もかかるケースもあります。

無理にテクノプロの仕事にしがみつく必要はなく、負担を感じたら退職、転職を検討することをおすすめします。

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テクノプロと同業の無期雇用人材派遣会社3社を年収や離職率などで比較

テクノプロと同じくエンジニアの無期雇用人材派遣を行う企業、メイテックとアルプス技研を比較しました。

各項目において特に優れている点は太字で示しています。

どの企業を利用するかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

テクノプロメイテックアルプス技研
平均年収396万円489万円435万円
離職率7.6%5.8%4.6%
残業時間19.9時間23時間23.4時間
有給消化率70.5%63.8%68.2%
休日日数122日126日125日
福利厚生社会保険
寮社宅
転勤赴任一時金
引っ越し費用補助
退職金
財形貯蓄
通信教育補助
図書購入補助
学会参加費
自己啓発支援
など
社会保険
社宅支援
財形貯蓄
退職金
互助会
レクリエーション
など
社会保険
確定拠出年金
労働組合
団体保険
共済会
会員制リゾートクラブ
なと
研修制度社員教育制度
従業員サポート制度
自己啓発型
会社主導型
など
新入社員研修
2年目以降研修
専門技術研修
能力開発研修

残業時間は短め

テクノプロは同業他社と比較すると残業時間が短めです。

エンジニアはどうしても残業が多くなりがちな職種ですが、ワークライフバランスを大切にしたい場合は残業時間が少な目の案件を探す必要があります。

テクノプロには残業時間が少ない案件も多いので、自分らしい働き方がしたい、自分の時間を大切にしたい方に特におすすめです。

有給消化率が高い

テクノプロは有給消化率が70%以上もあり、3社の中でも優れています。

エンジニアは職業柄納期に合わせて作業をしなければならず、自分のペースで有給を取得しにくいです。

ですが、有給に関しても比較的取得しやすい環境が整っているため、適切なタイミングで取得を申請すればトラブルにもなりにくいです。

一方で、有給取得についてテクノプロの社員と揉めたという口コミもあるため、派遣先によってはスムーズに取得できない可能性もあります。

山口編集者

福利厚生、研修が充実している

上記の表のとおり、テクノプロは福利厚生が充実しています。

寮も完備していますが転勤赴任一時金や引っ越し費用補助金なども出るため、負担を最低限に抑えられます。

地方での転職に苦戦している場合は都心で探すことになりますが、テクノプロの福利厚生を利用すれば派遣先探しだけでなくその後の引っ越しもスムーズにできます。

スキルアップのための通信教育や図書購入にも予算が出ているので、有効活用してください。

小室解説員

社内の研修制度も豊富に用意されており、スキルアップできる環境が整っています。

平均年収の低さに注意

テクノプロは他3社と比較すると平均年収が大幅に低いです。

最も高いメイテックと比較すると93万円も低く、業務内容は同じでも給与に大きく差があることがわかります。

口コミにはテクノプロが中間マージンを60%も取っているという声もありました。

評価、昇給は年に1度行われますが評価基準が曖昧で、納得できない給与のまま働き続けなければならない可能性も高いです。

離職率はやや高め

テクノプロの離職率は7.6%と、3社と比較するとやや高いです。

ですが厚生労働省の調査によると、IT業界の離職率は9.2%で、テクノプロはこの数字を下回っています。

注意

派遣先によって働きやすさや待遇は大きく変動するため、離職率は参考程度に留めておくことをおすすめします。

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テクノプロが向いている人の特徴

小室解説員

テクノプロが向いている人は下記のとおりです。
テクノプロが向いている人
  1. ある程度エンジニアの経験がある人
  2. 研修制度が整った会社で働きたい人
  3. 福利厚生が充実した会社で働きたい人
  4. 残業が少なめのエンジニアの求人を探している人
  5. 第二新卒など比較的若手の人

ある程度エンジニアの経験がある人

テクノプロは即戦力として働ける人材を多く集めているため、ある程度エンジニア経験がある人の方が有利です。

比較的難易度が低い求人もあるため、自分の経験やスキルと照らし合わせて最適な求人に応募してください。

MEMO

また、テクノプロは独自の研修制度もあるため、経験が不足していると感じる場合は研修でスキルを高めることもおすすめです。

研修制度が整った会社で働きたい人

テクノプロは優秀な人材を派遣先へ送り出すため、社内の研修制度も整っています。

Winラーニングでは下記のように、職種や階層ごとに200以上のカリキュラムを用意し、各エンジニアのキャリアアップをサポートします。

テクノプロの研修制度
  • 自己啓発
  • 階層別研修
  • 職能別専門研修

ただ派遣先を紹介するだけの企業ではなく、研修を受けさせてくれる企業に就職したい方に特におすすめです。

福利厚生が充実した会社で働きたい人

テクノプロは働き方やキャリアアップに対する福利厚生が充実しています。

テクノプロでは転勤や引っ越しに向けて資金のサポートがあるだけでなく、寮社宅も完備しています。

テクノプロの福利厚生
  • 通信教育補助
  • 図書購入補助
  • 学会参加費
  • 自己啓発支援

上記のようにキャリアアップ、スキルアップにかかる費用も援助してくれるため、自身の成長も意識しながら仕事、勉強に取り組めるのも特徴です。

残業が少なめのエンジニアの求人を探している人

テクノプロの平均残業時間は19.9時間と、同業他社の残業時間と比較すると短めです。

すべての求人の残業時間が短いわけではありませんが、残業がない、または残業が少ない求人が多い傾向にあります。

家庭と仕事を両立したい、プライベートを大切にした働き方を重視したいという方の、理想の派遣先が見つかりやすいです。

第二新卒など比較的若手の人

エンジニアはある程度の知識と経験が必要な職業ですが、研修制度が整っているため第二新卒など若手の人材にもチャンスがあります。

若手の人材は飲み込みが早い、長く務めてくれるといった理由から重宝される傾向が強いです。

今後のキャリアプランとして、自分が成長し続けられる環境で働きたいと考えている人にもおすすめです。

山口編集者

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まとめ

エンジニアの人材派遣を行うテクノプロの特徴を口コミから読み解きました。

テクノプロは世界各国に優秀なエンジニアを派遣する大手企業ですが、待遇面や労働環境について悪い口コミも多く見受けられました。

ですが比較的残業が少なめの案件も多く、無期雇用派遣を採用しているため休職期間中も給与を受け取れるという魅力もあります。

同じくエンジニアの派遣を行う企業と比較するとメリットもデメリットも確認しやすいです。

山口編集者

小室解説員

エンジニアとして活躍できる派遣会社をお探しの方は、メリットだけでなくデメリット、実際に利用した方の口コミも参考にして、自分に合う派遣会社を選んでください。