アクセンチュアは何がやばい?やめとけ?激務?評判や口コミを調査

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アクセンチュアのまとめ
  1. 企業や事業の支援を行うコンサルティング会社
  2. アクセンチュアの平均年収は861万円
  3. アクセンチュアの離職率は一桁台

アクセンチュアはコンサルティング分野において高く評価されている企業です。

アイルランドを本拠地とし、世界各国で事業を展開しています。

日本にも北海道から熊本まで支社があり、国内の従業員数は2万人近くにものぼる大企業です。

最新テクノロジーを駆使して企業や事業をサポートしているのが特徴で、様々な分野におけるスペシャリストが日々業務に従事しています。

アクセンチュアは福利厚生が充実している、年収が高いと言われる一方で、「やばい」「激務」との声もあります。

今回はアクセンチュアがやばいと言われる理由について、実際の口コミを参考に解説します。

悪い口コミもありますが、離職率は低く将来性も十分に期待できる企業です。

山口編集者

小室解説員

年収や福利厚生、さらにアクセンチュアの独自の制度も解説するので、転職先としてアクセンチュアを検討している方は参考にしてください。

アクセンチュアはどんな会社?

アクセンチュア、やばい

名称アクセンチュア株式会社(Accenture Japan Ltd)
所在地東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
創業1962年
設立1995年12月
資本金3億5千万円
従業員数約19,000人(2022年9月1日時点)
事業紹介・ストラテジー & コンサルティング
・アクセンチュア ソング
・テクノロジー
・オペレーションズ
・インダストリーX
代表取締役社長江川 昌史
公式サイト アクセンチュア株式会社公式

アクセンチュアは企業や事業の支援を行うコンサルティング会社です。

経営やITのコンサルティングを得意としていますが、それ以外にも製造業の売上アップ、新事業のサポート、新規マーケットの開拓といった事業も行っています。

本拠地はアイルランドで、全世界52カ国に拠点を置き、現在は46万人の従業員がいます。

日本の従業員数は2万人近くにものぼる、業界内でも大手の企業です。

独自の働き方改革Project PRIDE

アクセンチュアでは社内で独自の働き方改革、Project PRIDEを展開しています。

独自の働き方改革Project PRIDE
  • 社員一人ひとりが快適に働ける環境作り
  • 育児や介護といったライフステージの進化にも対応
  • 労働時間を短縮し自己成長に期待する

これらの取り組みを行うことで、アクセンチュアのすべての従業員が自分の働き方に自信と誇りを持てるよう促します。

社内風土改善のフレームワークを用意しているのも特徴的です。

MEMO

常に問題点を改善し、時代の変化、ニーズに応じて従業員の働きやすさを重視し続けています。

インクルージョン&ダイバーシティの取り組み

アクセンチュアではインクルージョン&ダイバーシティの取り組みも強化しています。

労働に対する考え方だけでなく生き方、価値観、宗教、人種など、多様な価値観を認め合うことは優秀な人材の確保につながります。

ンクルージョン&ダイバーシティの取り組み
  • 2025年までに男女の従業員割合を同等にする
  • 障がいがある人も働きやすい環境作り
  • 従業員の性的指向、性自認、性表現を尊重する
  • マイノリティの雇用、昇進の機会を増やす
多様性を認めることでより良い成果、新しいアイデアが生まれることを期待しています。

山口編集者

SDGsの取り組み

アクセンチュアは全部で17項目あるSDGsの目標の内、8つの目標に向けて取り組みを行っています。

SDGsの取り組み
  • ジェンダー平等
  • 働きがいと経済成長
  • 産業と技術革新の基盤作り
  • 人や国の不平等の廃止
  • 作る責任と使う責任を果たす
  • 気候変動に対する具体的な対策
  • すべての人に平和と公正を与える
  • パートナーシップによる目標達成

特に最新テクノロジーを駆使した技術革新の基盤作り、多様性を認め合う労働環境作りに力を入れており、従業員だけでなくクライアント、さらには世界中の人が幸せに生きられることを祈っています。

アクセンチュアがやばいと言われる理由。評判口コミを解説

アクセンチュアは高収入が期待できる大手のコンサルティング会社ですが、社名を検索すると「やばい」「やめとけ」といったネガティブなキーワードがおすすめされます。

山口編集者

小室解説員

なぜアクセンチュアに悪い印象があるのか、実際の口コミから解説します。

とにかく激務という印象が強い

アクセンチュアで働いた経験がある人から「激務だからやめとけ」と言われたという声があります。

特に人事は激務の印象が強いです。

一方で、近年は過去ほどの激務ではなく、社内での勉強会を頻繁に行うなど、労働環境が改善されている様子も伺えました。

山口編集者

アクセンチュアはやめとけと言われている

アクセンチュアに就職したもののうつ病になり退職、現在も通院中という方の口コミがありました。

実力主義の風潮が強く、昇進できないと精神的にも大きな負担がかかってしまいます。

転職を検討する際は年収や事業内容だけで判断せず、社風を確認することも大切です。

アクセンチュアは社員を使い捨てにする

社員を使い捨てにしている企業だという口コミも見受けられました。

アクセンチュアに限らずIT系の企業は人材の入れ替わりが激しく、合う合わないの個人差が大きいため、入社したすべての人が満足できるわけではありません。

企業に合わない人材はまさしく使い捨てのような扱いを受ける可能性もあります。

学歴フィルターがあるわけではない

大企業は高学歴でなければ採用されないイメージがありますが、アクセンチュアは高学歴でなくても入社しやすいです。

アクセンチュアは一人ひとりの個性や働きがい、これまでの実績を重視しているため、学歴フィルターを通して判断されないのは人によっては大きな魅力です。

一方で、学歴による偏見を持つ声もありました。

誰でも入れる

アクセンチュアは誰でも入れるから自慢にならないとの口コミもあります。

大手企業への就職、転職は華々しく聞こえますが、人によっては良いイメージを持たれないこともあります。

実際には誰でも入れるというわけではありませんが、成長を続ける企業なので、常に人材を募集しており転職や就職のハードルは比較的低いです。

その分、実力主義の風潮が強いため入社後にしっかり活躍を見せなければなりません。

アクセンチュアの将来性は?売上・業績は右肩あがり

アクセンチュアの売上高は2013年からおおむね右肩上がりの上昇を続けています。

2022年3月から5月の売上高は、前年同時期と比較すると22%アップしています。

その中でも通信、メディア、テクノロジーの分野が大幅に伸びており、27%アップの34億ドルです。

次いでプロダクト分野が25%アップの46億ドルという結果が出ています。

小室解説員

新規受注も10%増えており、この結果を見る限りアクセンチュアの業績は好調です。
株主総利益の累計も2014年から上昇し続けています。

山口編集者

グローバル企業なので将来性にも期待できる

アクセンチュアはアイルランドに本社を置き、全世界で事業を行うグローバル企業です。

日本は少子高齢化や経済成長の行き詰りなどから国内企業の将来性が危ぶまれていますが、グローバルな展開を続けるアクセンチュアのような企業であれば十分将来性があります。

語学研修や海外研修も盛んに行われているため、活動の拠点を発展途上の海外に移すことも可能です。

また、国内企業だけでなく海外の企業との取引もできるため、今後も企業全体の成長が期待できます。

MEMO

インクルージョン&ダイバーシティの観点から従業員それぞれの多様性を認め合い、マイノリティも働きやすい環境が整っており、優秀な人材が今後も集まることが予想されます。

アクセンチュアの年収は低い?平均年収を紹介

アクセンチュアの日本国内のすべての従業員の平均年収は861万円です。

アクセンチュアには有価証券報告書がないのでopenworkの情報ではありますが、1396任の回答から算出したデータなので十分参考になる数字です。

openworkによると年収の範囲は288万円から4,500万円で、コンサルタントがもっとも年収が高く、アナリストの年収は低い傾向にあります。

職業別の平均年収は下記のとおりです。

職業別の平均年収
  • コンサルタント……914万円
  • エンジニア……626万円
  • アナリスト……552万円
  • テクノロジー……878万円
  • ディレクター……727万円

小室解説員

さらに年齢別の年収も確認してください。
アクセンチュアでは年齢が高くなるにつれて年収も高くなる傾向にあります。

山口編集者

年齢別の平均年収
  • 20代……580万円
  • 30代前半……742万円
  • 30代後半……937万円
  • 40代前半……1,120万円
  • 40代後半……1,261万円
  • 50代……1,375万円

年俸制で実力が給与に反映されやすい

アクセンチュアは年収が決まっており、その金額を12カ月で割って毎月支給される年俸制を採用しています。

1年間で出した成果が翌年の年収にしっかり反映されるため、働く上でモチベーションの維持にもつながります。

MEMO

勤続年数ではなく実力に応じて評価されるため、入社したばかりの人材、若手の人材でも十分に高収入を狙いやすい環境が整ってるのも特徴です。

アクセンチュアの評価制度や福利厚生について

転職先を選ぶにあたって、社内の評価制度や教育制度、福利厚生も確認すべきポイントです。

小室解説員

アクセンチュアは独自の制度や福利厚生が用意されており、従業員は一人ひとりの特性を活かし、自分らしい生き方を大切にしながら働けます。
評価制度、教育制度、福利厚生の3点を詳しく解説します。

山口編集者

人事・評価制度は実力主義

アクセンチュアの人事・評価制度は徹底的に実力主義です。

結果を出した人はどんどんキャリアアップできますが、そうでない人はなかなか自分のポジションを掴めません。

評価は年に1回行われ、その結果によって昇進、昇給が決まります。

評価はSVとキャリアカウンセラーの二人体制で行うため、一人の考えに偏る心配がありません。

キャリアカウンセラーはプロジェクトに直接関係しない社員が別の社員を客観的に評価する制度です。

山口編集者

教育制度も一般企業とは比較にならない

アクセンチュアは従業員の教育に特に力を入れており、教育制度も充実しています。

アクセンチュアの教育制度
  • 7,300コースの集合研修
  • 1,500コースのPC、web研修
  • 国内および海外研修
  • ベンダー提供トレーニング
  • 語学研修

上記のとおり、各種研修やトレーニングが充実しており、各従業員のスキルアップに役立っています。

MEMO

アクセンチュアは従業員一人ひとりの成長が企業の成長につながることを信じているため、このようにしっかりと教育も行ってくれます。

福利厚生は育児や女性にキャリア形成に良いものが多い

アクセンチュアの福利厚生は下記のような育児をしなければならない人、特に女性に嬉しい内容のものが多いです。

アクセンチュアの福利厚生
  • フレックス制度
  • 在宅制度
  • 結婚・出産・忌引休暇
  • 有給母体保護休暇
  • 配偶者・ライフパートナー出産休暇
  • 育児休憩時間
  • ベビーシッター補助
  • 出産休暇
  • 育児休業
  • 内閣府ベビーシッターの割引無料配布
  • ベビーシッター法人契約
  • 育児コンシェルジュサービス

出産や育児を理由に優秀な人材に離職されてしまうケースを減らし、女性の社会進出、キャリアアップをサポートしてくれます。

育児休暇は女性だけでなくもちろん配偶者の男性も取得でき、仕事も家庭も両立しやすい環境です。

その他にも従業員の働きやすさ、モチベーションの維持のために様々な福利厚生が用意されています。

その他の福利厚生
  • リフレッシュ休暇
  • ボランティア休暇
  • 時間外勤務手当 
  • 深夜勤務手当 
  • 出張手当 
  • 住宅手当 
  • 交通費支給
  • クラブ活動
  • ポイント・割引サービス健康サポート
上記のような福利厚生を従業員全員が受けられます。

山口編集者

キャリアアップを支援するプラットフォーム

アクセンチュアには従業員一人ひとりのキャリアアップを支援するプラットフォームが用意されています。

スキルや知識を共有するだけでなく、自身の得意分野をさらに伸ばすためのトレーニングプログラムも受けられます。

一人ひとりによって全く異なる働き方、キャリアプランに応じた成長が期待できます。

山口編集者

風通しの良い社内風土

アクセンチュアは立場に関係なく従業員全員が自分の意見をはっきりと言える環境です。

従業員の多様性を認め合い、様々な価値観を持つ人の意見を取り入れることで、新しいイノベーションを期待しています。

女性や障がい者、マイノリティの雇用、労働環境の改善も積極的に行っています。

激務?アクセンチュアの離職率は高い?

アクセンチュアはやばい、やめとけという口コミの中には「誰でも入れるけどすぐ辞める人も多い」「激務だから辞める人も多い」という声もあったため離職率が高いのか調査したところ、

アクセンチュアの離職率は1桁台と決して高くないことが分かりました。

コンサルタント業界の離職率の平均は20%程度なので、同業他社と比べても離職率が非常に低いことがわかります。

アクセンチュアは社内で独自の働き方改革、Project PRIDEを実施しており、従業員の働きやすさ、モチベーションの維持、キャリアアップのサポートを支援しています。

その結果、離職率を大幅に下げることに成功したようです。

特に女性や障がい者へのサポートは手厚く、育児や介護を理由に離職しなければならないというケースを未然に防いでいます。

山口編集者

前向きな転職理由が多い

アクセンチュアを退職した人の退職理由を確認すると、前向きな意見が多かったです。

アクセンチュアを退職した人の退職理由
  • 海外で働きたくて転職したがアクセンチュアに不満はない
  • 経験を活かしてより良い条件の企業に転職できた
  • マネジメントに進みたかったが聞き入れられなかった
  • 無駄に引き止められないが、思い入れもあり少し寂しい
  • いつ戻ってきてもいいと言ってもらえた

小室解説員

アクセンチュアに不満があって辞めるというより、自身の成長、キャリアアップのために転職する方が多いです。

まとめ

アクセンチュアのまとめ
  1. 企業や事業の支援を行うコンサルティング会社
  2. アクセンチュアの平均年収は861万円
  3. アクセンチュアの離職率は一桁台

外資系大手コンサルティング会社、アクセンチュアの基本情報や口コミを紹介しました。

アクセンチュアは「やばい」「激務」「やめとけ」などの声がある一方で教育制度も福利厚生も充実しており、実力次第では若い内から高い年収、高い評価を期待できる企業です。

業績も上がり続けており、今後も日本国内だけでなく世界で活躍できる人材を目指せます。

小室解説員

コンサルティング業界は実力主義の傾向が強いもののアクセンチュアなら丁寧にサポートしてくれるだけでなく、従業員一人ひとりが自分らしく働ける環境も提案してくれます。
転職先としてアクセンチュアを検討している方は、本記事も参考に、企業の魅力だけでなく問題点も把握し、自分に合う企業か見極めてみてください。

山口編集者