大和冷機工業がやばい・きついって本当？噂の理由や評判を解説。

大和冷機工業は東京と大阪、それぞれに本社を構える企業です。同社は冷凍や冷蔵庫、ショーケース、製氷機などの冷熱応用製品の製造・販売をメインにおこなっています。

同社について調べるうえで、やはり気になるのが「やばい」や「きつい」といった噂です。 なぜ同社には、これらの噂がたってしまうのでしょうか。

本記事では、同社に良くない噂がたってしまう5つの理由や社員による評判、就職情報などを解説していきます。

大和冷機工業はどんな会社？

ここまでの内容から、大和冷機工業についての“やばい”という噂の理由や評判、就職（転職）に関する情報などは、おわかりいただけたでしょう。本章では最後に、同社に関するより基本的な「企業情報」を紹介していきます。

同社は1962年に創業した企業であり、冷凍（冷蔵庫）やショーケース、製氷機、自販機の製造・販売およびリースをメインにおこなっています。

東京・台東区と大阪・天王寺区と2箇所に本社を構えており、会社の規模も「大手」と言って差し支えないでしょう。

日本トップクラスの機械メーカー

大和冷機工業は主に業務用冷蔵庫の製造、販売をおこなう企業です。同業他社のなかでも、日本でトップクラスの機械メーカーである同社。営業所は全国に約300か所あり、大手企業であることは疑いようもありません。

飲食店はもちろんのこと、コンビニやスーパー、花屋などの店舗が同社の主な顧客となっています。また製品の製造・販売だけでなく、導入後の取り付け作業やメンテナンスも請け負っています。

「社会の繁栄に貢献する」という企業理念

大和冷機工業の企業理念は「社会の繁栄に貢献する」というものです。この企業理念を実現するために同社が大切にするのは以下の3つ。

また企業の基本方針としては「創造し、計画し、確実に実行する経営」といったスローガンを掲げています。

大和冷機工業が選ばれる理由

業務用の冷蔵庫や冷凍庫などを製造・販売している企業は、大和冷機工業の他にも多数の企業があります。しかしそのなかでも、同社が人気を博し、大企業と呼ばれる現在の姿にまで成長を果たした理由としては、以下の6つが挙げられます。

大和冷機工業がやばいと言われる5つの理由。評判を解説

1.離職率が高い

大和冷機工業は「離職率が高いこと」から、やばいと噂されている可能性があります。実際、同社に勤めている社員からも離職率が高いというコメントが寄せられており、入社した社員もすぐに辞めてしまうことがあるそうです。

社員が定着せず早期に退職してしまう原因としては、営業成績が伸びにくいことも要因です。同社が販売する商品は、一つひとつの購入価格が高額であり、維持費もかさみます。そのため契約が成立しにくく、営業成績に伸び悩んでいる社員が多くいるようです。

もちろん同社に限らず、営業職に従事する方の多くは営業成績をもっと伸ばしたいと日々悩んでいるでしょう。しかし上記のような理由から、同社は特に成績を伸ばすことが難しく、営業職の人は苦労しているようです。

2.働きやすさが配属先による

働きやすさにおいて、大和冷機工業は配属先に大きく依存します。本社勤務や事務職であれば、営業ノルマや長時間残業なども少なく、比較的働きやすい傾向にあります。しかしこれはあくまで本社勤務、または事務所の場合。

多くの場合は、売り上げの成績によって待遇が大きく変わるのだそうです。なかでも営業職や現場勤務になると、営業成績に悩んだり重労働だったりといった悩みがあるのだとか。

働きやすい環境であれば問題ありませんが、そうでない可能性もあることを念頭においておきましょう。

3.完全実力主義

完全実力主義であることも、大和冷機工業に良くない噂がたってしまう原因です。実力主義であることは、企業が利益を伸ばすうえでも、社員が貪欲にスキルアップを目指すうえでも良い効果を発揮します。

しかしある程度の年齢になってからは“ゆっくり働きたい”と考える方にとっては、少し難しいかもしれません。実力主義の会社において、社員は売り続けることが社内で生き残る唯一の方法です。

体力があって元気な若手のうちは良いですが、常に高い成績を上げ続けなければならない環境というのは、精神的にも人体的にも厳しいでしょう。

4.体育会系な社風

社風の点から見ても、大和冷機工業は度々“やばい”と言われています。同社の社風は「体育会系」。町での声かけ練習や自転車による営業回りなどがおこなわれており、このようなやり方に不満を持つ社員も、少なからずいるようです。また売り上げが伸びないことから、精神的にも追い詰められてしまう社員もいるという噂もあります。

もちろん営業職が最も尽力すべきことは、売上成果を出すための努力です。また日々多くの顧客のもとへ営業をかけるため、心身ともに“タフさ”が求められます。しかしこのような体育会系の気質は、マッチする人もいればそうでない人もいます。

5.給与が低い

大和冷機工業は給与が安いことも“やばい”と言われてしまう原因でしょう。実際、すでに同社を退職した社員は、退職理由として「給与の安さ」をあげています。なかには、生活が苦しくなってしまったというコメントすら上がっていることから、同社の給与は決して十分なものではないとわかります。

給与が安いというのは、仕事へのモチベーションを低下させる原因です。そしてモチベーションが低いと、ますます高い成績を目指せません。そのことがまた、社員のやる気を損ねてしまいます。

きつい？大和冷機工業の悪い評判・口コミ

大和冷機工業には離職率が高いことや、配属先によって働きやすさが異なるなどの「やばい噂」があります。では実際のところはどうなのでしょうか。本章では、企業の従業員が自由に投稿できる掲示板に書き込まれた評判・口コミをもとに、同社の悪い評判を紹介していきます。

残業代が支払われなかった

大和冷機工業の悪い評判として「残業代が支払われなかった」というものもあります。

残業代が全く支払われず、24時まで拘束された。歩いてバケツを持って営業する。

引用元： キャリコネ

コメントによると、同社は残業代が支払われないことがあるそうです。いわゆるサービス残業が横行してしまっているのかもしれません。投稿にある“バケツ”が、一体何のためのものなのかは分かりませんが、重い荷物を持って歩き回らなければならないようです。

製品知識は現場で覚えるというスタンス

大和冷機工業は自社の商品知識を“事前に”ではなく、現場に出向いてから覚えなければならないようです。

入社後はとりあえず飛び込みで数を回る。製品知識を習得するのも現場で覚えてこい。というスタンス。自らお客さんを切り開いて行くのが好きな人はいいかも。

引用元： キャリコネ

上記のコメントによると、同社は入社後すぐに飛び込み営業をしなければならないようです。

定時に退社できない

定時に退社できないことも、大和冷機工業の悪い評判として上がっています。しかしこれについては、同社が業務用調理機器の販売をはじめとした、BtoBの企業であるため、ある程度は仕方がないことかもしれません。

業務用冷蔵庫といった製品柄、顧客か飲食店の営業時間にあるため日中から夜にかけて仕事が舞い込んでくる。

故障や点検は営業時間をさけなくてはならない。そのため定時にあがれることはなかなかなく、休日に顧客から連絡が入ることも日常茶飯事である。

引用元： キャリコネ

コメントによると、同社は飲食店の営業時間を避けて、点検などの業務を進めなければならないようです。

営業職はワークライフバランスが取りにくい

営業職がワークライフバランスを取りにくいというコメントもあります。長く働き続けるうえで、ワークライフバランスを調整することは重要です。しかし営業に在籍していた社員のコメントによると、この点について同社には問題があるようです。

ワークライフバランスが悪く、時間があまりないのと給与面の悪さが退職をした理由です。特に給与面が悪く、先輩や上司の給与を聞いても全く魅力を感じませんでした。

またワークライフバランスも悪く、長期的に働いていくことが難しく感じましたので退職しました。

離職する人も非常に多く、主な理由はワークライフバランスの悪さと待遇面で辞める人が多かったと記憶しております。

引用元： キャリコネ

上記のコメントによると、同社はワークライフバランスが取りにくく、プライベートの時間をあまり確保できないのだとか。また投稿主は給与面にも不満を抱えていたようで、待遇面から退職を決断したようです。

女性の活躍は難しい

女性が活躍しにくいことも、大和冷機工業の悪い評判です。

男性社員が多数を占め、保守的な企業風土であると思う。業界の特色でもあるが、そのような環境では女性の進出は難しい。

引用元： キャリコネ

上記のコメントによると、同社は男性社員が多いことから、女性にとってはあまり働きやすい環境とは言えないようです。

社用車でタバコのポイ捨て！？

大和冷機工業にまつわる悪い評判として、SNSでは写真付きで以下のコメントが上がっていました。

大和冷機工業
練馬ナンバー
タバコポイ捨てしました🚬
実家がこの会社の冷蔵庫入れてたから非常に残念です
社員の教育し直せマジ気分悪い pic.twitter.com/ZVwMEUzcNq

— かめ (@kame__k) July 11, 2022

当たり前のことですが、どこの企業であろうと誰であろうと、タバコのポイ捨ては許されません。SNSに投稿した方は、自分も同社の製品を導入していたようで、非常にがっかりされていることでしょう。

商品の売り方が強引

商品の売り方が強引なことも、大和冷機工業の良くない点です。では具体的に、どのように“強引”なのでしょうか。

個人経営の店主がおじいさんおばあさんで、「もうワシの代で店は終わりだから｣といっているのに、あれも買わせ、これも買わせ…。

月々のローン地獄にさせているにもかかわらず、クレジットの審査が通る限りはあの手この手で商品を売りつけにいく「しゃぶり尽くし商法」。

そして一人の所員が営業に成功すると、他の所員も売りつけに行く「ハイエナ商法」。

引用元： キャリコネ

上記のコメントによると、同社は高齢者にも強引に商品を販売しているようです。顧客である高齢者は、もうすぐお店を閉めると言っているにもかかわらず、自社商品を強引に売りつけているのだとか。

大和冷機工業の良い評判・口コミ

大和冷機工業には悪い評判もありますが、その一方で“良い評判”もあります。本章では同社で働く3名の従業員のコメントをもとに、企業の良い評判を紹介していきます。

新卒は研修が充実している

大和冷機工業は新卒入社の社員には、手厚い研修をおこなっているようです。右も左もわからない新卒社員にとって、研修は非常に重要です。

新卒も中途も扱いはあまり変わらない。ただ、中途は研修が少なく新卒の方が研修はより行われるため、最初は苦労しないと思います。

引用元： キャリコネ

コメントによると、新卒社員はしっかりと研修を受けたうえで、業務をおこなうようです。

働き方改革が進められている

大和冷機工業では近年、働き方改革が進められているようです。

昔は天井がなかったらしいが、働き方改革で残業時間を40時間以内に抑える傾向へと変わった。

また有給も5日は取得出来るようになり労働環境は改善してきている。しかし営業と修

理、点検と業務量が多い為、日々の業務効率の向上に工夫が必要である。

引用元： キャリコネ

コメントによると、以前の同社は際限なく残業をする社風であったようです。しかし現在では、残業を月40時間以内に止めるよう変化したのだとか。

コロナ対策として大分県に製品を寄付

大和冷機工業の創業者は、大分県出身であるとされています。このことから同社は、現在でも猛威を振るう「新型コロナウイルス」への対策として、2020年の時点で大分県へ電解次亜水の生成装置5台の寄付をおこなったそうです。

#新型コロナウイルス
業務用冷蔵庫の製造や販売を手がける「大和冷機工業」（大阪市）が、感染拡大の防止に役立ててもらおうと、創業者の郷里である大分県佐伯市に食品の殺菌洗浄や調理器具の除菌洗浄などに使える電解次亜水の生成装置5台を寄付しました。#佐伯 #大分 https://t.co/A5SNfbzARx

— 朝日新聞大分総局（湯吉） (@asahi_oita) May 18, 2020

寄付を受けた大分県では、同社の製品がウイルスの一翼をになっていることでしょう。

契約が取れたときは嬉しい

大和冷機工業で働く従業員からは「やりがいがある」といったコメントも上がっています。

やはり営業職なので､契約が取れた時は素直に嬉しいものです。

特に、小さな飲食店の経営者相手なので、個人営業の感覚で話す事ができるので、お客さんと仲良くなりやすいです。

元気よく挨拶していれば、そこまで邪険に扱われる事もありません。

既存客も日頃から丁寧に対応していれば、可愛がってもらえます。

引用元： キャリコネ

コメントによると、投稿主は契約がとれたときに喜びを感じているようです。

大和冷機工業はブラック？年収や採用大学など解説

ここまでの内容から、大和冷機工業が「やばい」「きつい」と言われてしまう原因や評判、ネット掲示板での口コミの内容についてはお分かりいただけたでしょう。

ここからは少し視点を変えて、同社を就職先（または転職先）として検討した際の評価を紹介します。

ホワイト企業？ブラック企業？

まずは単刀直入に、大和冷機工業はホワイト企業なのかブラック企業なのかという点ですが、結論からいえば、同社はブラック企業というネット上の評判が多いようです。

特定の企業がホワイトなのかブラックなのかを判断する方法として、社員の満足度を業界平均と比較してみるという方法があります。

業界の社員が「ホワイト度」「労働時間の満足度」「仕事のやりがい」「ストレス度の低さ」「休日数の満足度」「給与の満足度」といった6つの点を5段階で評価し、その平均値を算出したグラフと、同社の社員から寄せられた評価の平均値を比べます。

上記6項目を合わせた、機械業界全体の平均は2.7です。それに対して、同社の平均は2.1という結果になりました。

参考：キャリコネ

年収

前半では、大和冷機工業株式会社が“やばい”と噂されてしまう原因の一つとして「給与面が安いこと」が挙げられると解説しました。では同社の平均年収はどのくらいなのでしょう。

有価証券報告書にて公表されている、同社の平均年収は463万円です。そして過去5期分の平均年収は455万円であることもわかりました。より詳細な平均年収としては、年齢別の平均を一覧にした以下の表を参考にしてください。

上記の表からは年代別の平均年収はもちろんのこと、男女別の給与平均もおわかりいただけるでしょう。

有名大卒でも「落ちた」という噂がある

これから大和冷機工業に就職しようと考えている方にとって、就職難易度も気になるポイントでしょう。もちろんひと言で就職難易度といっても、何を持って「難易度が高い」と感じるかは人によって異なります。

就職難易度における平等でわかりやすい目安として、たびたび注目されるのが「採用大学」です。同社で採用実績のある大学として公表されている学校は、以下のとおりです。

上記は数ある採用大学のなかから、著名な大学を一部抜粋したものです。国立大学や有名私立大学などが多数、名を連ねています。しかしそのランクはさまざまであるためそこまで「学歴重視」な企業というわけではないようです。

社員が辞めたいと思う理由

大和冷機工業に限らず企業に就職、または転職しようと考えている方が、まず不安に感じることは「長く働き続けられるかどうか」という点でしょう。

入社してから「こんなつもりじゃなかった」「思っていた会社と違う」と感じてしまっても、すぐに転職することはできません。

そのため本章では、同社へ入社後に社員が「辞めたい」と感じるのはどのようなタイミングかという点について、以下で一部紹介します。

同業種「ホシザキ」との比較

大和冷機工業の同業社として、よく比較される企業が「ホシザキ」です。

ホシザキは同社と同じく、製氷機や厨房機器などを製造・販売している企業です。インターネットで両企業を調べると、ホシザキの方がホワイト企業と噂されているのだそうです。

では同社とホシザキにおける社員の評価には、どのくらいの違いがあるのでしょう。比較するにあたって注目するのは、社員によって評価された以下の8項目です。

上記項目をそれぞれ社員が5段階で評価し、総合して平均値を算出すると、この2社には大きな差があるとわかります。同社のライバル企業である「ホシザキ」は、平均評価が2.95であることに対して、大和冷機工業は2.46という結果になりました。

それだけでなく、両社の間で特に差が大きい項目は「待遇面の満足度」「人材の長期育成」「法令遵守意識」の3つであることもわかりました。

出典：OpenWork

2ちゃんねるでは「クレームが多い」との噂も！？

日本最大の匿名掲示板「5ch（5ちゃんねる）」でも、大和冷機工業は度々話題にあがる企業です。ときには同社専用のスレッドがたてられることもあり、良い評判も悪い評判もあります。しかし特に目立つものは、残念ながら悪い評判の方です。

いくつかあるスレッドには同社に関する数多くの情報が投稿されています。一部抜粋して、以下で紹介します。

メーカーなのに営業と技術を同じ人がやり、修理の仕方をきちんと教わっていないため、故障してもなおすことができず、高額の商品を買わすということをおこなっています。

引用：5ch

都内には、修理できるやつは２人しかいないし。。

引用：5ch

数ある投稿のなかでも、少し衝撃的なものが上記の2つ。保守メンテナンスでは営業担当が修理もしなければならず、修理の仕方を学んでいないため直せていないという投稿です。修理できる人は都内には2名しかいない、というのも少し驚きの投稿です。

大和冷機工業で事件？詳細を解説

大和冷機工業は、過去にインターネット上である事件の疑惑が浮上しました。その事件というのが「横領事件」です。 新聞やニュースなどには取り上げられていないようで、事件の詳細はわかりません。

しかしとある就職・転職に関する掲示板では、この横領事件を“会社でもみ消した”というコメントが見つかっています。横領した犯人は、解雇となっているようですが、会社でもみ消したというのが真実であれば、かなり注意しなければならない会社かもしれません。

出典：カンパニー通信

まとめ

大和冷機工業という企業について解説しました。同社には「離職率が高い」「働きやすさが配属先による」「完全実力主義」「体育会系な社風」「給与が低い」といった、5つの理由から“やばい”という噂があります。

また残念ながら、掲示板には同社に在籍している社員から、悪い評判が複数書き込まれていることも事実です。しかし悪い評判と同時に、同社に関する良い評判もあることを忘れてはいけません。