- 鹿島建設がやばいと言われる理由
- 鹿島建設の気になる年収や離職率
- 鹿島建設への就職・転職がおすすめできる人
1840年に創業した鹿島建設は、超高層ビルの建築や再開発などを行っている総合建設会社です。
長年にわたって日本経済の発展に尽力しており、会社規模や売上が大きいゼネコン大手5社に入っています。
しかし、「鹿島建設がやばい」「下請けいじめがある」といった悪い噂もあることから、就職を迷っている方もいるのではないでしょうか?
小室解説員
山口編集者
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鹿島建設はどんな会社?
社名 | 鹿島建設株式会社(KAJIMA CORPORATION) |
本社住所 | 東京都港区元赤坂1-3-1 |
設立 | 1930年(創業1840年) |
従業員 | 8,080名(2022年3月末現在) |
公式サイト | 鹿島建設公式 |
総合建設会社の鹿島建設は、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店とともに大手ゼネコン5社(スーパーゼネコン)の一社です。
大手ゼネコンの中でもグループ企業の多さはトップクラスで、売上高は大林組に次いで第2位となっていることからも日本を代表する建設会社であることが分かります。
「100年をつくる会社」というスローガンのもと、日本の発展に伴う開発プロジェクトに携わっており、豊富な建築実績を持っていることが魅力です。
具体的には、官公庁・商業施設・スタジアムなど日常で身近な建物をはじめ、東京駅丸の内駅舎や姫路城といった歴史的建造物の修復などが挙げられます。
特に超高層ビルの建設に関しては、日本初の超高層建築から長年築き上げられてきた確かな技術とノウハウを持ち合わせています。
- 土木
- 建築
- 開発
- 海外
- エンジニアリング
- 環境
- 技術研究所
鹿島建設の事業内容は建設に関わるものがメインで、街の再開発だけでなくダムや橋、トンネルといった生活インフラ全般を支えていることが特徴です。
120年以上前から海外事業も拡大していて、アジアはもちろん、アメリカやヨーロッパなどの地域でもグローバルに建築事業を展開しています。
長年の建築実績がある上に自社で技術研究所を構えており、研究開発による新技術を使ったプロジェクトの提案なども得意です。
また、建築事業以外では持続可能な社会を実現するために、ESGを中心とした環境負荷が少ない事業活動を支援するサービスにも積極的です。
山口編集者
小室解説員
鹿島建設がやばいと言われる理由
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山口編集者
- 激務・ブラックという声もある
- パワハラがあった?
- 下請けいじめの噂も
- 事故のリスクがある
激務・ブラックという声もある
でんちゃで対面に鹿島建設の社員いるけど激務で年収一本かー弊社と正反対だな
— 麻生ちよ♋BD227、川浜福 (@a_saw_taro) February 7, 2018
大成建設、鹿島建設共々、
コロナ感染者が出ても、
隠蔽する企業体質。
利益至上主義の企業は、
人の命なんて、後回しですもんね。ブラック企業の暴君企業!
— 中年駆け出し溶接工 (@Gorinamin) April 16, 2020
鹿島建設の仕事はブラックで激務という口コミがあり、大手企業だからこそ仕事量が多い部署もあるようです。
比較的年収が高い大企業になるため、仕事が激務になっても退職せずに続ける社員が少なくはありません。
また、コロナを隠ぺいしているブラック企業だという口コミもあることから、プライベートよりも仕事優先という社風である可能性が高いです。
山口編集者
パワハラがあった?
#鹿島クレス #西日本支社
上田昌子 に退職日を間違えられた。
身をひいたのに
あからさまな嫌がらせ。#鹿島建設#鹿島クレス#上田 昌子#安居 俊明#パワハラ— tomoishi (@tomoishi20) April 20, 2021
本当に鹿島建設には根性が腐ったやつしかいない。
本当にパワハラとモラハラばかり。
そら、梅田のビルが傾いたまま建てるよな。鹿島建設は大阪から消えて欲しい!
— tomoishi (@tomoishi20) November 20, 2020
「鹿島建設で嫌がらせをされた」「パワハラがあった」という内容の口コミもやばいと言われる理由の一つです。
どんな会社でも上司との相性が合わずにやばいと感じることはありますが、鹿島建設はパワハラばかりで社風が合わないという口コミもありました。
配属先の部署やメンバーによっても変わりますが、鹿島建設がやばいと言う意見の中にはパワハラや激務と感じて退職した方がいるのも事実です。
下請けいじめの噂も
鹿島建設は多くの下請け企業との提携で成り立っていますが、下請け業者の社員が過労死した事例があります。
この事件によって鹿島建設は下請けいじめをしているというイメージを持った方も多く、鹿島建設がやばいという噂に繋がっている可能性が高いです。
鹿島建設の一次下請け企業「タニコー」で、ホテルの厨房設備工事を担当。
納期遅れがあり会社に助けを求めたがサポートはなく、鹿島建設からのプレッシャーと板挟みになる。
鹿島建設自体のパワハラや激務といった事例ではありませんが、鹿島建設の担当者から厳しい突き上げがあったという主張もされています。
亡くなった男性の営業日誌に「対策案を出すも罵倒されて却下」といった記載があったことも、下請けいじめと言われてしまう理由の一つです。
参考:弁護士ドットコムニュース
事故のリスクがある
現場監督してて今年に定年退職した者です。
よく、定年までもちました。
責任が重すぎます。
雨、風が吹いても夜眠れません。
まして、現場で事故でも起これば、現場代理人は業務上過失致死に問われます。
鹿島建設のCM(足場にハートマークつけるやつです)に騙されて現場監督にならないように。— malacca21 (@malacca21) November 12, 2022
外環道の陥没事故の事業者って鹿島建設(のJV(鹿島・前田、三井住友、鉄建、西武建設))だったんだな
シールド得意なところにやらせれば良かったのに・・・— __7__seas__🏎️⚽©️ (@7_s_e_a_s) February 28, 2022
建設業をメインとしている鹿島建設の現場では、常に事故と隣り合わせの業務でやばいと言われるケースもあります。
もちろん従業員の安全には細心の注意を払っていますが、怪我のリスクだけでなく、事故が起きた時にイメージが悪くなる可能性があるため責任も重いです。
特に、現場監督ともなると従業員全員の命にかかわる責任を背負うため、夜に眠る暇がないほど激務だったという口コミも見受けられました。
山口編集者
小室解説員
鹿島建設の年収や離職率、出身大学について
小室解説員
山口編集者
鹿島建設の年収は1,128万円と高い
鹿島建設の年収は1,128万円となっており、ゼネコン業界はもちろん日本企業の中でも年収は高いです。
やはり大手ゼネコンとだけあって、鹿島建設の社員口コミを見ても年収は申し分ないという評判が多い傾向にありました。
「やればやるだけ残業代がついてくる」「福利厚生などの制度がしっかりしている」という口コミもあり、給料面の待遇は良いと言えます。
残業が多いことから、とにかくお金を稼ぎたい方にとっては相性が良い一方で、プライベート重視の方には激務でやばいという口コミも見受けられました。
小室解説員
山口編集者
鹿島建設の離職率は3%前後(入社3年以内)
鹿島建設の入社3年以内の離職率は3%前後で推移しており、平均よりも大幅に低い離職率です。
ちなみに、厚生労働省が公表している「新規学卒就職者の離職状況」では、新規大卒就職者の離職率が毎年30%前後になっています。
ちなみに、この離職率は事業規模(従業員数など)が大きいほど下がる傾向にあり、離職率の低さからも鹿島建設の事業規模の大きさが伺えます。
- 休日出勤がありプライベートを確保しにくい
- 転勤や工事現場の移動が多い
離職率が低い鹿島建設ですが離職した方からの口コミでは、上記のような内容が多く見受けられました。
残業が多いだけでなく休日出勤があり家庭の時間を確保しにくいため、収入とプライベートのバランスを取りたい方は退職してしまう傾向にあります。
山口編集者
小室解説員
鹿島建設の採用・出身大学は幅広く、学歴フィルターのリスクは低い
鹿島建設では幅広い出身大学の採用実績があるため、学歴フィルターのリスクは比較的低いです。
具体的な出身大学は、早稲田大学や明治大学といった早慶MARCH、東京大学や九州大学などの旧帝大などが挙げられます。
ただし、地方の国立大学や日本大学といった中堅レベルの大学からも多く採用していることから、学歴フィルターはそこまで高くありません。
鹿島建設の新卒採用者は毎年200〜300人前後で、大手ゼネコンならではの大規模な採用を行っています。
さらに、中途採用者は80人前後の年が多く、全体に対する中途採用の割合は毎年25%前後を推移しています。
小室解説員
鹿島建設への就職・転職がおすすめな人
鹿島建設がやばいと言われる理由や年収・離職率などの情報を調査した結果、鹿島建設への就職や転職がおすすめの方は下記の通りです。
- とにかく収入重視で働きたい
- 有名な大手企業に就職したい
- 社会インフラに関わる仕事をしたい
激務やパワハラなど悪い噂もある鹿島建設ですが、仕事が忙しい代わりに日本企業の中でも上位に入る高収入が得られるという安定感はあります。
大手ゼネコン5社にもなっているほどの大企業なので、経営基盤がしっかりしているだけでなく、ローン審査などでの社会的信用も大きいです。
山口編集者
まとめ
スーパーゼネコンの中の1社である鹿島建設について、やばいと言われる理由や出身大学・離職率などを解説しました。
1840年の創業当時から超高層建設や主要都市の再開発など、日本発展の一端を担ってきた実績豊富な企業です。
パワハラや下請けいじめの闇についてもご紹介しましたが、大手企業なので悪い噂が出てしまうのは当然です。
残業が多い激務の部署があるという口コミもありますが、福利厚生がしっかりしていて安定した収入を得られるという大きなメリットもあります。
山口編集者
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