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原作ファンからは好評の声が多い鹿の王を調べると「つまらない」というキーワードが目に入り、そのつまらない理由が気になるところです。
鹿の王のあらすじは、謎の病をもとに2つの国の思惑と陰謀が交錯するストーリーで、 2022年2月には映画化されるほどの有名な作品です。
須永解説員
鹿の王の評価はつまらないって本当?
山田編集者
須永解説員
映画の鹿の王については、小説のストーリーを省略しすぎていて話がわかりにくかったという評価が多かったです。
原作ファンからは期待を裏切られたと感じ、原作を知らない人からはかいつまんだストーリー構成なためどんな話なのか分からなかったようでした。
鹿の王がつまらない理由①過去の人気作品と傾向が違った
上橋菜穂子『鹿の王』読了。いろいろと評判の良いこの作品。「守り人」シリーズ、「獣の奏者」のような物語を期待して読んだため、えー、そっち方向の物語なの? ちょっと盛り上がりがない。淡々と医学、病気の説明を受けたような。肩透かしをくらった。
— ちびたけ (@chibitakenji) December 8, 2017
つまらないと言われる理由は作者の人気作品とストーリー要素が違っていたことです。
鹿の王は過去の人気作品のようなファンタジー要素が少なめで、一部ファンの好みと合わなかったことがつまらなかったとの評価につながっていました。
具体的には医学の説明が淡々と続き読んでいて盛り上がらない、複数キャラクターのストーリーを入れ替えて追っていく展開で話についていけなかったとの意見が多かったです。
著者の過去作品にあったハラハラする展開ではなく、鹿の王は淡々とした静かな物語と、いつもと違った作風が面白くないと言われる要因です。
守人シリーズや獣の奏者シリーズは大ファンであるものの、鹿の王は夢中になれなかったとの声があり、ストーリーの好みの違いで鹿の王の感想はわかれています。
鹿の王がつまらない理由②登場人物の多さと複数の視点で複雑
鹿の王って壮大なスケールで物語はとても面白いです!
でも複雑な設定で難漢字の人名部族名が独特でなかなか馴染めず、この世界観に追い付くの大変
本は並行読みなので益々時間がかかり1巻読了に1ヶ月も😌
続きが気になる終わり方なので頑張って読みたい写真は御朱印巡りで出会った神社の鹿君🦌 pic.twitter.com/vHvhuqiOjR
— カンヌ (@kannuannw1) July 20, 2022
登場人物の多さや複雑な設定から話を理解するのが難しかったとの声を多く見受けられました。
登場人物はカタカナの名前が多く、国名は難しい漢字を当てた名前にしているため、一人ひとりの名前を把握するのが大変です。
さらにそれぞれの国の政治的な背景や登場人物のストーリーなど細かに描きながら次々とフォーカスする人物が切り替わっていくので、読み返さないと話がついていけない場面が多々あります。
主人公が天才医師であることから、医療知識や医療の謎を描いていることがさらにストーリーの難しさをあげています。
山田編集者
須永解説員
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鹿の王がつまらない理由③小説のストーリーを省いていて詳細が伝わらない
素晴らしい原作に触れて改めて、鹿の王映画版は確かに失敗作だったが、それだけに検討する価値があると思った。
オチどころか、終盤原作とはかなり違って、別の話になってる。もちろん、原作通りに書かなきゃいけないことはないし、そもそも2時間では尺が足りないんだろう。
ただしつまらない。— 砂漠 (@3goutotugekihou) July 11, 2022
映画版の鹿の王は、小説のストーリーを省略しすぎたことが原作ファンからつまらないと言われる理由です。
小説とストーリーが全く違う、内容が伝わりにくいとの声を多く見受けられました。小説4巻分の大作を映画1本分にまとめるのは無理があったと考えられます。
掘り下げて描写すべき部分も省かれているため、原作を読んでいない人は特にストーリーを理解するのが難しく、ダイジェスト版のような映画だと評価する声が多かったです。
鹿の王がつまらない理由④ジブリの「もののけ姫」と似ている?
早速これを見て来たぞ😀
『鹿の王 ユナと約束の旅』
監督:安藤雅司・宮地昌幸
原作:上橋菜穂子
声の出演:堤真一うーむ😑な感じやった笑
作品のテーマが違うので、1997年公開のもののけ姫との比較は難しいが、単純にこの映画単体で見ても、なんか乗り切れてない印象やったな🤔鹿は完全ヤックル🦌 pic.twitter.com/aWPO7PeqfN— モカシ☁️@映画好き特捜部🎬 (@mokumokumokashi) February 5, 2022
鹿の王のCMや予告映像をみて、もののけ姫のヤックルや謎の病の設定と似ていると感じた人が多く、原作を知らない人からはもののけ姫の劣化版と捉えた人もいました。
またジブリ作画監督の安藤さんが鹿の王の監督を務めたことからも、映像の雰囲気が似ていると感じたかもしれません。
謎の病や国同士の争い方など似ている部分はあるものの、もののけ姫は自然・動物と人を対立させたものに対して、鹿の王は人と病や家族愛がテーマになっているためストーリーは別物です。
CMや予告映像の第一印象からもののけ姫のイメージが強く、比較されてしまったことがつまらないと言われる理由です。
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