やめとけ!ソニーへの就職がやばい理由3選!就職難易度や採用大学も解説

やめとけ!ソニーへの就職がやばい理由3選!悪い評判・口コミから検証

この記事のまとめ
  1. ソニーはやばいと言われる理由を口コミから検証
  2. ソニーの就職難易度や採用大学ランキングも紹介
  3. ソニーの給料が高すぎてやばい?実態を調査

ソニーとは、日本で知らない人はいない、世界的な多国籍コングロマリット企業です。

音楽・ゲームなどをはじめとするエンタテインメント事業を世界的に展開しており、その企業規模の大きさから就職を憧れる人も多数います。

しかし、インターネットで「ソニー就職」を検索をすると「ソニー 就職 やばい」「ソニー 就職 やめとけ」といった不安になる関連キーワードがあがっていることも事実。

ソニー 就職

参照: Google検索「ソニー 就職」

この記事では、ソニーへの就職がやばい理由を口コミ・評判から検証をするとともに、就職を成功させるポイントについて解説していきます。ソニーへの就職を志している人は、ぜひ参考にしてみてください。

ソニーがやばいと言われる理由を評判から検証

やめとけ!悪い評判・口コミからわかるソニーへの入社がやばい理由

鈴木解説員鈴木解説員

ソニーへの就職がやばい、やめとけと言われる理由を悪い評判・口コミから検証したところ、以下の点があげられました。
ソニーへの就職がやばい・やめとけと言われる理由
  • 激務や残業で仕事がきついからやばい
  • 成果主義で厳しい環境となったからやばい
  • リストラしまくっていてやばい
  • 就職難易度が高すぎてやばい
  • 初任給が低くてやばい
具体的な内容を確認していきましょう。

山口編集者山口編集者

激務や残業で仕事がきつくてやばい

ソニーで働く人によると、激務で仕事がきついという内容の口コミが見られました。

激務な環境や、度を超えた残業時間があると「辞めたい」と思うきっかけとなります。実際のところは推測しかねますが、長時間の残業が続けばやばいと感じる社員が出てきてもおかしくないでしょう。

成果主義で厳しい環境となった

ソニーが成果主義を推奨するようになってから、より厳しい労働環境になったようです。

MEMO

ソニーは2015年に「ジョブグレード制」を導入しはじめました。ジョブグレード制とは、各個人のキャリアを作る等級群を、個人の実力に応じてシームレスに行き来できる人事制度です。

ジョブグレード制により、個人のキャリアを自由に形成できるようになるメリットがある反面、実力が伴わなければ理想のキャリアを描けなかったり、等級が下がってしまったりというデメリットがあります。まさに成果主義と考えられる制度の1つといえそうです。

リストラしまくっていてやばい

ソニーがリストラしまくっているという内容の口コミもみられました。

ソニーは2012年12月に、国内外で従業員を1万人削減する計画を発表しました。1万人は当時のソニー従業員の約6%に該当する人数です。

当時はもちろんのこと、現在でも「ソニーはリストラしまくったやばい会社」という印象が一部で根強く残っているようです。

就職難易度が高すぎてやばい

ソニーへの就職を目指しているものの、就職難易度の高さに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

上記の口コミの他にも「最終面接落ちた」といった内容も見られました。就活生からの人気も高いソニーは、就職難易度・倍率ともに高い数値であることが推測できます。書類審査・最終面接ともに通過率は高いとはいえないでしょう。

ソニーへの就職を目指すなら、十分な準備が必要です。ソニーへの就職を成功させるポイントは記事後半で詳しく解説します。

初任給が低くてやばい

給料が高すぎることでも有名なソニーですが、初任給は低いと口コミがみられました。

初任給が低いとはいえ、ソニーは賞与・昇給がしっかりされているため給与の上がり幅は期待できるでしょう。実際に、ソニーが有価証券報告書で公表している平均年収は1,000万円を超えています。

やばいだけじゃない!ソニーの評判・口コミ

やばいだけじゃない!ソニーの良い評判・口コミ

悪い評判も目立つソニーですが、良い評判・口コミも多数みられたため、まとめていきます。

ソニーの良い評判・口コミ
  • 年収が高すぎてやばい
  • 企画力が高くてやばい
  • 音楽ファンのニーズを掴んでいる
  • ソニー製品が社割で買える
  • 福利厚生が充実している
  • 残業時間もほぼゼロ時間

良い評判も確認して、ソニーへ就職を目指すメリット・デメリットを見極めていきましょう。

年収が高すぎてやばい

ソニーの最低年収額が500万円という口コミがみられました。

ソニーは「給料が高すぎる」とも言われている有名企業です。また、ソニーへ就職する方の中には大学院卒の方も多く、平均年収も引き上げられている可能性があります。

ソニーの詳しい年収事情は、記事後半 で詳しく解説します。

企画力が高くてやばい

アーティストによる一発撮りのパフォーマンスを切り取った「THE FIRST TAKE」や、Twitterのクイズ企画など、ソニーはさまざまな企画を練り上げては世界に配信しています。

一般的な考えではなかなか思いつけないような企画を実践しているソニーの企画力に対し、多くの賞賛の声があがっていました。

音楽ファンのニーズを掴んでいる

前述したソニーの「企画力の高さ」にも通ずるところはありますが、音楽ファンのニーズを適切に掴んでいるという評判もみられました。

特に音楽事業に力を入れているソニーミュージックは、ニーズを的確にとらえたエンタテインメントの創出を続けています。

ソニー製品が社割で買える

大手企業で安心感のあるソニー製品も、ソニーに勤める社員であれば社割を使って購入できるようです。

高品質であるからこそ、高価格帯であるソニー製品を、安く購入できるのはソニーに就職する大きなメリットであるといえるでしょう。

福利厚生が充実している

ソニーは福利厚生が充実していると口コミがみられました。

ソニーほどの大規模企業であれば、基本的な福利厚生が揃っていることはもちろんのこと、ソニーならではの福利厚生も充実しているでしょう。

福利厚生の一部に、社員のお子さんが小学校に入学するタイミングで、ランドセルを贈呈するという福利厚生もあるようです。社員が仕事・私生活ともに心地よく過ごせるような制度を取り入れています。

やめとけ?噂のソニーの会社概要・採用大学ランキング

ソニー

会社名
ソニー株式会社(Sony Coporation)
本店所在地
東京都港区港南1-7-1
設立1946年5月7日
資本金
8,804億円(2022年3月31日付け)
主要営業品目
ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エンタテインメント・テクノロジー&サービス、イメージング&センシング・ソリューション、金融およびその他の事業
連結従業員数
108,900名(2022年3月31日)
連結売上高9兆9,215億円
公式Webサイトソニーグループ株式会社公式

参照:ソニーグループ会社

ソニーは、日本を代表とする電機メーカーでしたが、近年では映画・音楽・金融など、多様な事業展開を実現しています。

MEMO

もともとは「ソニー株式会社」という社名でしたが、2021年4月1日に「ソニーグループ株式会社」へ社名変更をしました。

社名変更と同時に、ソニーの祖業であったエレクトロニクス事業を「ソニー株式会社」が引き継ぎ、グループ本社機能は「ソニーグループ」に再編しています

ソニーの存在意義・社風

ソニーは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」をPurpose(存在意義)として掲げています。さらに「人に近づく」という経営方向性のもとで、人を軸としてさまざまな事業展開に挑戦。

ソニーが作り上げるゲームや音楽などのコンテンツを通して、感動を創るコンテンツ事業を展開したり、クリエイターの発掘・育成・プロデュースを通じて夢の実現を支えていたりと、人を軸にした感動体験を作り上げています。

こうした社風に馴染めるかどうかは、就職できるかどうかを左右する重要なポイントとなりそうです。

ソニーの事業内容

ソニーが行う事業内容は以下のとおりです。

ソニーが行う事業内容
  • ゲーム&ネットワークサービス
  • 音楽
  • 映画
  • エンタテインメント・テクノロジー&サービス
  • イメージング&センシリング・ソリューション
  • 金融

上記に加え、新しい取り組みとしてAI・ロボット事業、教育インフラの創造、宇宙感動体験事業など、幅広い事業展開を行っています。

「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurposeのもと、エンターテインメントという身近な分野から、最先端技術を要するような感動体験まで、ソニーの企業力・技術力でしかなしえないような事業が魅力です。

ソニーへの就職を叶えた採用大学ランキング

大学通信によると、ソニーへの採用大学別就職数ランキングは以下のとおりです。

順位大学名
1東京大学
2東京工業大学
3慶應義塾大学
4早稲田大学
5東京理科大学
6大阪大学
7京都大学
8横浜国立大学
9千葉大学
10名古屋大学

日本を代表する企業だけあり、採用大学は誰もが聞いたことのあるような大学がランクインしています。学歴だけがすべてではないものの、トップレベルの技術力を欲するソニーでは、ある程度しっかりとした学歴・成績が求められているといえるでしょう。

ソニーへの内定を成功させる3つのポイント

ソニーへの就職を成功させる3つのポイント

鈴木解説員鈴木解説員

就職難易度が高く、採用大学の上位が有名大学が多いソニーですが、必ずしもエリートしか就職できないわけではありません。 ソニーへの就職を成功させるための3つのポイントは以下のとおりです。
ソニーへの就職を成功させるための3つのポイント
  • ソニーが掲げるビジョンを理解する
  • ソニーが求める人物を理解する
  • 自己分析をする
詳しく確認していきましょう。

山口編集者山口編集者

ソニーが掲げるビジョンを理解する

ソニーがどのような志を持って事業展開をしているか、どのような未来を創っていきたいかを理解することは重要です。ソニーの考えを理解し、自分も同じ志を持っていることをしっかりアピールしましょう。

MEMO

ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)を、あらゆる事業の共通の軸としています。合わせて、「人に近づくこと」が経営の方針です。

自分がソニーの事業により感動体験を受けただけではなく、自分がソニーに入社したらどうやって未来に向けた価値創出をしていくのか、どのように世界を感動で満たしていくのか、といった主体的な志を持っておくようにしましょう。

ソニーが求める人物を理解する

ソニーがどのような人物を求めているかは、採用情報にある先輩社員の声を確認して推測していきましょう。

先輩社員の声は、実際にソニーに就職して活躍している方の考え方を、手軽に吸収できる絶好の場です。「この人がどういう考えを持って仕事に取り組んでいるのか」「活躍している理由は何なのか」そういったことを考えながら、じっくりみていきましょう。

MEMO

可能なら先輩社員に直接話を伺う機会を作りましょう。実際に会って話をすると、より鮮明にソニーが求める人物像が理解できるようになるはずです。

自己分析をする

ソニーの採用情報によると、面接は以下の目的を持って行うと記載されています。

面接は、皆さんが普段どのような問題意識を持ち、どのように課題に向き合って活動しているのかをお聞きするために行います。

引用元: SONY公式サイト 選考についてのQ&A

つまり、自分自身が普段から普段からどのような考えを持ちながら行動をしているかをしっかり考えて面接に臨む必要があるということです。これは、細かく自己分析をすることで言語化ができるようになるでしょう。

ソニーが掲げるビジョン・求める人物像を理解することと同様に、自分自身のこともしっかり理解しておくことが重要です。

内定者の特徴から知る!ソニーへの就職が向いている人

内定者の特徴から知る!ソニーへの就職が向いている人

鈴木解説員鈴木解説員

ソニーの内定者の特徴からわかる、ソニーへの就職が向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。
自分がソニーへの就職が向いているかどうかを判断するひとつの基準として確認してみましょう。

山口編集者山口編集者

ソニーへの就職が向いている人

ソニーへの就職が向いている人の特徴は以下のとおりです。

ソニーへの就職が向いている人の特徴
  • 人を喜ばせる、感動させることが好きな人
  • 自由な発想で物事を考えられる人
  • 新しいことを企画することが好きな人
  • 常に問題意識を持ち、解決していこうと行動できる人
  • 成果を出すための努力を惜しまずできる人

上記のような考え方を持てる人は、ソニーへ就職してからも幅広い活躍ができるでしょう。

ソニーへの就職が向いていない人

ソニーへの就職が向いていない人の特徴は以下のとおりです。

ソニーへの就職が向いていない人の特徴
  • 「ソニーへの内定すごい」と言われたいだけの人
  • 周りの評価のために就職を目指している人
  • 自分から努力をしていかない人
  • 成果主義の環境では自分の力が発揮できない人

上記のような人は、たとえ就職できたとしてもいつか「辞めたい」と思ってしまう可能性があります。特に「ソニーへの内定すごい」と言われたいがために就職を目指す人も少なくありません。そうした浅い考えは確実にソニーの人事担当に見抜かれてしまうため、他の企業への就職も視野に入れてみましょう。

ソニーの就職難易度や年収の詳細

ソニーへの就職活動をはじめる前に知っておきたい情報

鈴木解説員鈴木解説員

ソニーへの就職を目指す方向けに、就職活動をはじめる前に知っておきたい情報をまとめました。
タイトル
  • ソニーの高すぎる年収の実態
  • 内定までのプロセスは?
  • ソニーに合格するのはエリートばかり?
  • ソニーは第二新卒も採用している?
  • ソニーミュージックの就職難易度は?
  • ソニーミュージックの仕事きつい?
  • ソニーグローバルソリューションズの就職難易度は?
十分な準備をして就職活動に臨めるよう、しっかり確認しておきましょう。

山口編集者山口編集者

ソニーの高すぎる年収の実態

ソニーが有価証券報告書で公表している情報によると、平均年収は1,084万円です(2022年3月時点)。また、リクナビが掲載している採用情報によると、2022年度の実績初任給は以下のとおりとなっています。

大卒月給255,000円〜
院卒月給285,000円〜

参照: ソニー有価証券報告書

日本を代表する企業だけあって、平均年収の実態はかなり高い水準にあるようです。初任給は目立って高いわけではないため、しっかりと成果を出せば賞与や昇給によって月給も上がっていくと考えられるでしょう。

内定までのプロセスは?

ソニーの内定までの選考プロセスは以下のとおりです。

手順1
エントリー(プロフィールシート登録・適性検査受験)

手順2
書類選考

手順3
面接

まずはプロフィールシートの登録と、適性検査を受験する必要があります。プロフィールシートとは、学生時代の取り組みやソニーで実現したいことなどを記述する履歴書のようなものです。

あなたの考えを最初にアピールできる場面となるため、「ソニーが掲げるビジョン」「ソニーが求める人物像」「自己分析の結果」をもとに丁寧に作り込みましょう。

ソニーに合格するのはエリートばかり?

ソニーへの就職を叶えた大学ランキングでは、東大をはじめ有名な大学ばかりが名を連ねていますが、必ずしもエリート大学ばかりを採用しているわけではありません。

ニーは、自社の存在意義や経営方針にあった人を採用したいと考えています。もちろんそうした考えはソニーだけではなく、多くの企業で共通です。

もちろんある程度の学歴は必要としているでしょう。ただ、「自分の大学がランクインしていないからエリートしか採用しないんだ」と諦めてしまう必要はありません。

ソニーは第二新卒の採用もしている?

ソニーでは、第二新卒の転職を含む中途入社も歓迎しています。もちろん転職だからといって有利・不利があるわけでもありません。

ソニーミュージックの就職難易度は?

ソニーミュージックの就職難易度は、大手企業と変わらない高さです。

MEMO

ソニーミュージックとは、正式名が「株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント」で、アニメ・ゲーム制作やアーティストマネジメントなどを担う、ソニー完全子会社の総合エンタテインメント企業です。

子会社といえど、ソニーと変わらぬ充実した福利厚生や、やりがいのある事業内容から多くの就職希望者が存在しています。

ソニーミュージックの仕事はきつい?

ソニーミュージックは音楽・エンタテインメント事業を中心に行っている事業柄もあり、多忙な時期とそこまで忙しくない時期が混在しています。

多忙な時期では、連日残業も続き、体力的にも厳しくなってしまうでしょう。しかし、多忙な時期が年中続くわけではなく、部署によっても異なるため一概に「仕事きつい」と決めつけることは難しいものです。

時期や配属される部署によっても異なることを理解しておきましょう。

ソニーグローバルソリューションズの就職難易度は?

ソニーのシステム・IT関連を担当している子会社、ソニーグローバルソリューションズの就職難易度も、他のソニー関連会社と同様高いといえます。

ソニーのゲームや音楽事業をシステム面から支える企業で、IT関連の仕事に就きたいと考える人から多くの人気を集めているようです。

まとめ|やばいと言われるソニーの就職活動は十分に準備しよう

この記事のまとめ
  1. ソニーはやばいと言われる理由を口コミから検証
  2. ソニーの就職難易度や採用大学ランキングも紹介
  3. ソニーの給料が高すぎてやばい?実態を調査

日本を代表する企業、ソニーグループ株式会社への就職は簡単なものではありません。良い面・悪い面ともに「やばい」といわれる企業であるため、ソニーへの就職を考えるなら十分な準備をして臨みましょう。

成果主義を掲げているソニーは、社員誰にでも優しく安定雇用をもたらす会社ではありません。

しかし、その環境の中に身を置くことで、自分自身のキャリア・スキルアップを痛感できることはもちろんのこと、それ以上にソニーのクリエイティビティとテクノロジーで世界に感動を与える経験をできるでしょう。