ワークスアプリケーションズがやばい理由とは?評判や年収や炎上した経緯をまとめて解説

ワークスアプリケーションズやばい理由とは?徹底解説

ワークスアプリケーションズのまとめ
  1. 平均年収は約634万円と高め
  2. 年俸で給与額が決まっている
  3. 炎上した過去があり「やばい」との声も一部ある

「ワークスアプリケーションズの求人ページを見て良いなと思ったけど、やばい会社って本当?」

「実際の年収、評判を見て面接を受けるか検討したい」

このように考えている就職、転職希望者もいらっしゃるのではないでしょうか。

ワークスアプリケーションズはIT系の企業で、着実に規模を拡大しています。

ただ過去に不祥事を起こしたり、訴訟されたりした過去があるのも事実です。

今回の記事ではワークスアプリケーションズで過去にあった炎上騒動や、実際に働いていた方の評判を解説します。

これからワークスアプリケーションズの面接やインターンを受けようか考えている方は、参考にしてみてください。

山口編集者

ワークスアプリケーションズはブラックでやばい?気になる離職率を調査

ワークスアプリケーションズはブラックでやばい?

ワークスアプリケーションズの離職率は明確に公表されていませんが、転職サイトでは以下のような口コミが寄せられています。

会社の風土に合わなくて退職してしまった人からはブラックに思われてしまうところもあるようです。最近分社化したこともあり業績不安が囁かれていて、退職する人がその時期に一気に増えたこともあります。

引用:カンパニー通信

社内制度は非常に厳しいですが、人材採用時点でそのことを情報開示しており、厳しい会社であることを納得した上で入社させる方針でした。

引用:カンパニー通信

基本的に色々なことが自由です。服装、時間、業務など規定はほぼゼロです。仕事ができる人ほどすぐ辞めていきます。

引用:indeed

このように元従業員からは共通して「人の入れ替わりが激しい」「離職率が高い」という意見が挙がっています。

四季報に離職率の記載がないという噂があることや、以前大量退職騒動もあったことから、現在でもその流れが続いていることがうかがえるでしょう。

ワークスアプリケーションズは稼げないオワコン企業?年収を調べてみた

ワークスアプリケーションズは稼げないオワコン企業?

ワークスアプリケーションズの年収範囲は250万円〜2,000万円で、平均年収は約634万円と高めです。

参照: openwork

佐藤解説員

離職率が高かったり、悪評が多かったりする企業ですが年収は高めなので、稼ぎたい方に向いています。

ワークスアプリケーションズは危ない?炎上しやすい?問題点を調べてみた

ワークスアプリケーションズは危ない?炎上しやすい?

ワークスアプリケーションズが危ない、炎上しやすいといわれている理由として以下の6つが挙げられます。

ワークスアプリケーションズが危ないといわれている理由
  • hueで失敗している
  • 大量退職騒動があった
  • 案件が炎上したという口コミがあった
  • 業績悪化して経営危機になった過去がある
  • 創業者の牧野正幸氏が退任している
  • 約14億円の訴訟につながったことがある
いずれも重要なポイントなので、1つずつ確認していきましょう。

山口編集者

1. hueで失敗している

ワークスアプリケーションズは、過去に新たなクラウドERPパッケージ「HUE(ヒュー)」で失敗しています。

作業の遅延で完成が遅れてしまい、取引先であった古河電工とはトラブルが起きて訴訟を起こされました。

MEMO

ワークスアプリケーションズは当時「古河電工のためだけにERPパッケージを開発しているのではなくシステムの完成責任は負っていない」と主張していたそうです。

引用: XTECH

佐藤解説員

このように問題のある行動をしてしまい、ワークスアプリケーションズは自社の評判を下げてしまった過去があります。

2. 大量退職騒動があった?

ワークスアプリケーションズでは、大量退職が起きているような書き込みが見られました。

参照: jobQ

ワークスアプリケーションズは当時「古河電工のためだけにERPパッケージを開発しているのではなくシステムの完成責任は負っていない」と主張していたそうです。

退職エントリーでは、以下のような口コミを確認することが可能です。

評価制度が不透明で、周囲からの多面評価が大きなウェイトを占めていたが、職務の都合上改善業務が少なかったことと、業務が細分化されていて自分の業務をよく知らない人でも評価できる仕組みになっていたため、印象点としてのウェイトが非常に強かった。

参照: openwork

佐藤解説員

このように慢性的に大量雇用や退職を繰り返しているので、なかなか人材が定着しないのがワークスアプリケーションズの難点です。

3. 案件が炎上したという口コミがあった

ワークスアプリケーションズで検索したり、スタッフの口コミを確認したりすると「新製品がバグだらけで、炎上必須。関わりたくないので退職を検討。」という書き込みが見られました。

引用: openwork

実際に過去にシステムをめぐって他社と訴訟に発展しているケースが多いことから、さまざまな案件でも炎上していることがうかがえます。

注意

もし、自分が働いているチームで案件が炎上してしまうと、責任を取らされることが多いです。

解決するまで残業し続けることもあるので、なるべく残業をせずに働きたい方は他社を検討しましょう。

4. 業績悪化して経営危機になった過去がある

ワークスアプリケーションズは過去にシステム開発投資、人財投資で失敗し、業績悪化に追い込まれました。

平成30年度には利益剰余金‐149億円、当期純損失‐179億円と、経営が立ち行かない状況になっていたのです。

佐藤解説員

他にも数多くの訴訟による炎上も大きな痛手になっていることから、今後も経営危機になる可能性がゼロとは言えません。

5. 創業者の牧野正幸氏が退任している

ワークスアプリケーションズは過去の様々な不祥事や業績不振により、創業者の牧野正幸が2019年に退任しました。

MEMO

後任には秦 修氏が就任しており、HR関連事業の売却を行い資金を調達して財務基盤の強化を図っています。

6. 約14億円の訴訟につながったことがある

ワークスアプリケーションズは、業務不履行により14億円の訴訟につながったことがあります。

兼松エレクトロニクスとの取引で、約14億3080万円を請求する訴訟が行われました。

期限までに開発が終わらず、業務不履行としてトラブルになっています。

ワークスアプリケーションズの現在は?社長だった牧野氏はどうなったのか?

ワークスアプリケーションズの現在は?

度重なる不祥事や経営危機により退任した牧野正幸氏ですが、現在は株式会社パトスロゴスという企業で代表取締役を務めています。

パトスロゴスはHR共創プラットフォームや、SaaS共創事業などさまざまな事業を行っている企業です。

ITサービスの提供を中心とするワークスアプリケーションズとは、また異なった企業であることが分かります。

山口編集者

佐藤解説員

パトスロゴスは2020年10月に設立された企業ということもあり、今後の活躍が期待されています。

ワークスアプリケーションズにおける実際の労働者からの評判

ワークスアプリケーションズの労働者からの評判

ワークスアプリケーションズの実際の労働者による口コミとして、以下の10個を厳選しました。

ワークスアプリケーションズの実際の労働者による口コミ
  1. 残業が多かった
  2. 激務が続くことがあった
  3. 社風が気に入らなかった
  4. 雇い方に問題がある
  5. 給与がダウンした
  6. ワークライフバランスが悪かった
  7. 飲み会が多かった
  8. 社内エンジニアのレベルが低かった
  9. システムのレベルが低かった
  10. 社内構造に不満があった

これから面接やインターン、転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1. 残業が多かった

プロジェクトに入って、無駄な計画の作業も多いな気がしました、計画を終われないと帰られなかった。 終電ギリギリまでにまだ終われないと帰れる感じ。

引用: openwork

時期にもよるそうですが元スタッフの方によると、このように終電ギリギリまで残ることもあったそうです。

現代では残業する企業は減ってきているため、なるべく早く家に帰りたいという方にとってはデメリットに感じられるでしょう。

佐藤解説員

ワークライフバランスや家族や恋人との生活を優先したいという方にとっては、不向きな会社といえます。

2. 激務が続くことがあった

また、周囲のリーダー陣が退職・異動して人手がなくなる中、業務負荷が高まっていた。

引用: openwork

ワークスアプリケーションズは人材の流動が激しく、ときには上司が会社を辞めてしまうこともあります。

大量退職することもあり、人員が不足してしまうケースが多いのが難点です。

人員が不足してしまうと、残っている人たちに対してしわ寄せが集まります。

MEMO

退職率については改善が図られましたが、いまだに業務負担が厳しい流れにあることがうかがえます。

3. 社風が気に入らなかった

また、人事部とマネージャー職とがつながっているため、マネージャーと粗利が合わなければやめるしか選択肢がないのです。仕事はとにかく「自ら率先してせっきょくてきにこうどうすること」をもとめられるのです。

引用: openwork

ワークスアプリケーションズでは、このように社風や上層部が気に食わないという理由でやめた方が多く見受けられます。

給与がいくら高い企業だとしても、働き続けていて社風や上層部が自分にあわないとストレスを抱えてしまう可能性が高いです。

ストレス耐性が低いという場合は、他の企業の面接を検討してみましょう。

山口編集者

4. 雇い方に問題がある

大人数の質の低いエンジニアではなく、少数の極めて優秀なエンジニアを採用し続け、定着させ、 そういったエンジニアたちからの評判を限りなく良くすることが最も重要なことではないでしょうか。

引用: openwork

ワークスアプリケーションズでは、大量採用を行っているのが特徴です。

多くの人材を確保できますが、その中には質が低いエンジニアもいます。

結果的に現場のレベルがダウンしてしまい、炎上につながりやすいのが難点です。

未だに雇用については否定的な意見が多く、あまり改善が進んでいないことが見受けられます。

5. 給与がダウンした

入社から1年半で、給与が入社時に比べて25%ダウンした。

引用: openwork

ワークスアプリケーションズの口コミではこのように、減給されたという評判もあります

何の理由もなしに減給されてしまうと、仕事に対するモチベーションが下がってしまうはずです。

山口 編集者

佐藤解説員

給与などを重視して就職を転職を考えている方にとっては、特に痛手につながる部分といえるでしょう。

6. ワークライフバランスが悪かった

プロジェクトに入って、無駄な計画の作業も多いな気がしました。計画を終われないと帰られなかった。
終電ギリギリまでにまだ終われないと帰れる感じ。

引用: openwork

他の方の口コミにもありますが、時期によっては終電近くまで残ることもあります。

終電近くまで仕事が続くと、疲れ果てて仕事以外の事もできない場合も多いです。

ワークライフバランスを特に重視する場合は、ワークスアプリケーションズ以外の企業もあわせて検討しましょう。

7. 飲み会が多かった

飲み会も多くて、余計に疲れました。参加しないと、不満な同僚の気持ちも感じてました。全体的に他人に気になるとバランスが悪い。

引用: openwork

部署にもよる可能性がありますが、飲み会が多い場合もあるそうです。

飲み会が好きな方であれば問題ないでしょうが、飲み会や人との過度なコミュニケーションが苦手な方にとっては、苦痛に感じてしまうでしょう。

山口編集者

8. 社内エンジニアのレベルが低かった

エンジニアの平均レベルが低い。

引用: openwork

ワークスアプリケーションズで多い口コミの1つとして、エンジニアのレベルが低いといった意見が挙げられます。

過去には案件における業務不履行の炎上問題も起こしています。

エンジニア研修に力を入れていないことが考えられるので、エンジニアとして成長したい方は別のIT企業も見ておきましょう。

9. システムのレベルが低かった

 

ワークスアプリケーションズではエンジニアの評判が低いだけではなく、システムの評判も低いのが難点です。

佐藤解説員

実際にサービスの質の悪さや、業務不履行が延長相談につながっているので、今後も案件が炎上する可能性があります。

10. 社内構造に不満があった

上が詰まってていて、優秀な人が皆転職していく印象があり、育成に力を入れている意味がなくなっています。 リクルートのように年齢制限を設けて退職を奨励する制度を作るのが得策なのではないでしょうか。

引用: openwork

ワークスプリケーションズの退職理由として多いのが、社内構造の問題です。

社内構造が十分に構築されていないため、優秀な人がどんどん辞めてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

ワークスアプリケーションズの会社情報

ワークスアプリケーションズ公式サイト

ワークスアプリケーションズの会社情報は、以下の通りです。

会社名
株式会社ワークスアプリケーションズ
本社所在地
東京都千代田区麹町2-5-1
代表電話番号03-3512-1400
従業員数
1,119 名(連結) ※2022年9月末時点
代表取締役秦 修
分社
株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ
株式会社ワークスアプリケーションズ・フロンティア
株式会社ワークスアプリケーションズ・システムズ
公式サイト

また、平均年収や従業員数のデータは以下の通りです。

年代2008年2009年2010年
平均年収598,000606,000593,000
平均年齢29.529.128.8
平均勤続年数3.133.1
従業員数9201,2431,657

引用: 株主プロ

ワークスアプリケーションズのインターン情報

ワークスアプリケーションズのインターン情報

ワークスアプリケーションズのインターンにおける流れは以下の通りです。

手順1
代表取締役CEO講演
手順2
企業説明
手順3
インターンシップの概要説明
手順4
筆記試験

特に求められているのは「問題を論理的に分析し、​筋道を立てて解決策を探せる人材」です。

分析力や解決能力が高い方は、インターン時から企業側に注目されやすくなるでしょう。

まとめ

ワークスアプリケーションズは規模が大きいIT企業ですが、同時に問題点も多く存在するのが事実です。

実際に過去に様々な炎上まで起こしており、会社の代表が辞めたケースもあります。

元スタッフの評判があまり良くなく、転職サイトだと低評価が多いのも事実です。

佐藤解説員

IT企業はワークスアプリケーションズだけではないので、焦らずに他の企業とも比較検討してみると良いでしょう。