昨今ではクラウドファンディングが徐々に台頭してきていますが、その中でも新しく、現在注目を集めているのが不動産投資型のクラウドファンディングのRimple(リンプル)です。
Rimple(リンプル)とは?運用実績は?
クラウドファンディングやその一種であるソーシャルレンディングは、資金調達を希望する企業と投資家のマッチングさせるサービスです。企業側にとっては資金調達が容易になること、投資家側にとっては気軽に投資ができることがメリットと言われています。なお、貸付型であるソーシャルレンディングとは厳密には異なり、Rimple(リンプル)は、この投資型クラウドファンディングという形式を採っています。ソーシャルレンディングのように、事業にお金を融資するものではなく、不動産型クラウドファンディングに投資するといった意味合いの商品です。
従来のソーシャルレンディングでは、具体的な社名すら公開されていないこともありました。しかし、Rimple(リンプル)の運営元は一部上場企業であり、運営状況も常に公開しています。また、これまでの元本割れがゼロという点も安心材料の1つと言えるでしょう。
2021年6月の実績
案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
Rimple’s selection #17 | 6カ月 | 3,626万円 | 3.8% |
Rimple’s selection #16 | 6カ月 | 6,132万円 | 3.5% |
2021年5月の実績
案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
Rimple’s selection #15 | 6カ月 | 10,306万円 | 3.6% |
Rimple’s selection #14 | 6カ月 | 9,394万円 | 3.7% |
2021年4月の実績
案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
Rimple’s selection #13 | 6カ月 | 5,026万円 | 3.8% |
Rimple’s selection #12 | 6カ月 | 3,178万円 | 3.9% |
Rimple(リンプル)の運営元はどんな会社?
社名 | プロパティエージェント株式会社 |
代表 | 中西 聖 |
所在 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41F |
免許 | 宅地建物取引業 [東京都知事(4)第83227号]
マンション管理業 [国土交通大臣(3)第033619号] 不動産特定共同事業 [金融庁長官・国土交通大臣第90号] |
資本金 | 6億0,478万円 |
事業内容 | 土地選定
土地仕入れ・土地買取 建設 建物管理 賃貸管理 サブリース販売・仲介 提携ローン |
企業情報 | 2018年に東証一部上場
2020年2月よりRimpleを開始 |
Rimple(リンプル)デメリット・注意点
Rimple(リンプル)の主なデメリットは、次の7つです。
・利回りが高くない(4~5%)
・不動産投資のリスクがある
・元本割れのリスクがある
・運営元倒産のリスクがある
・中途解約ができない
・運用実績がまだ少ない
・倍率が高くなかなか当選しないことも
利回り10%を超える投資型クラウドファンディングもある中で、Rimple(リンプル)の利回りは4~5%とそれほど高くありません。リスクは比較的低いものの、大きく儲けるのは難しいでしょう。
投資対象が不動産であるため、災害などにより不動産が損壊し、投資した金額が返ってこない可能性もあります。そうでなくても、そもそも元本保証を謳うことは出資法で禁止されているため、元本割れのリスクは投資につきものです。可能性は低いと思われますが、運営会社倒産の可能性もゼロではありません。
また、Rimple(リンプル)に限ったことではありませんが、中途解約ができないこともデメリットです。また、現時点で元本割れゼロではありますが、まだまだ運用実績は多くありません。実績を根拠に信用するのは早計でしょう。
ただ、Rimpleは他の不動産投資会社と比較して業績が良く、信頼度は高いと言われています。詳細は後述しますが、元本割れのリスクも比較的低いため、デメリットを恐れてRimple(リンプル)を避けなくても良いでしょう。実際、口コミや評判も好意的なものが多く見られます。そのため、倍率が高くなかなか投資機会が得られないというデメリットがありますが、それもRimple(リンプル)に投資したい方が多いことの証明としてひとつの安心材料になるでしょう。
Rimple(リンプル)のメリット
Rimpleの主なメリットは、次の6つです。
・投資先がクリア
・東証一部上場企業が運営している
・1万円~の少額投資(分散投資が容易)
・運用・管理の手間がかからない
・優先劣後方式(劣後出資割合30%)
・リアルエステートコイン(他社ポイントとの交換可)
Rimple(リンプル)は東証一部上場企業であるため、企業としての信頼度は比較的高いです。なぜなら、東証一部企業は上場時、一部昇格時に厳しい基準をクリアしていますし、財務状況を公表しているため継続的に社会からチェックを受けているからです。
また、Rimple(リンプル)は1万円からの少額での投資が可能なので、元手が少ない方も投資しやすいですし、分散投資も容易です。もちろん大きく稼ぎたい方は投資金額を増やすことも可能です。リスクをどの程度許容できるかによって、投資金額を幅広く設定できることも良い評判の理由のひとつと言えます。
Rimpleは(リンプル)は毎日の資金の変動がないため、運用や管理の手間がかかりません。基本的にほったらかしで大丈夫なため、株価のように仕事中も運用実績が気になって仕方がなくなってしまう危険性も、一般的な不動産投資につきものの維持管理の手間も必要ありません。賃貸経営や投資に関する知識がなくても良いので、投資のハードルが低いと言えるでしょう。
Rimple(リンプル)はリスクが低いと言われている理由のひとつが、優先劣後方式を採っていること。優先劣後方式とは、利益配分は利用者に優先的に配分され、損失は企業が先に負担することです。Rimple(リンプル)の劣後出資割合は30%なので、損失が出資額の3割以内であれば利用者は一切損失を被りません。
Rimple(リンプル)の口コミ・評判は?
「Rimple(リンプル)の実際の口コミ・評判を見てみましょう。」
引用:Twitter
引用:Twitter
引用:Twitter
Rimple(リンプル)の始め方~会員登録の流れ~
会員登録に必要なものを準備する
Rimple(リンプル)の会員登録に必要なものは、以下の4点です。
・メールアドレス
・銀行口座
・本人確認書類(2点)
本人確認書類に使えるものは以下の通りなので、そのうち2点を用意してください。
・運転免許証
・パスポート
・個人番号カード(写真付き住民基本台帳カードを含む)
・在留カードまたは外国人登録証明書
これらは画像をアップロードする必要があるので、事前に用意しておいてください。ただしスマートフォンで会員登録手続きをする場合は、カメラで直接撮影して登録することもできます。
PCから画像をアップロードする場合は、JPEGまたはPNG形式で、ファイルサイズは10MBまでにしてください。また、各書類の裏面にも記載情報がある場合は、そちらの画像の用意も必要です。
メールアドレスを登録する
ご利用のメールアドレスを登録して、個人情報保護方針への同意を行いましょう。メールアドレスは拒否設定になっていないか注意してください。
個人情報を入力する
Rimple(リンプル)の会員登録の際に求められる個人情報は、以下の通りです。
・氏名
・電話番号
・住所
・生年月日
・職業
・年収
・銀行口座
・取引目的
・投資経験
・保有金融資産
・パスワード
ここでも、本人確認書類1点のアップロードが必要です。
仮会員登録とメースアドレス確認をする
個人情報の入力が完了すると、登録したメールアドレスに本登録用のメールが届きます。もし届いていなかったら迷惑メールボックスを確認してください。「アカウントメール認証」をクリックすると会員登録完了となりますが、有効期限は3日間(72時間)となっているので注意しましょう。
本人確認はがきを受け取る
本登録ができたら、数日以内にご自宅に本人確認はがきが届きます。
認証コードを登録する
本人確認はがきに記載されている半角英数6文字の認証コードを、Rimple(リンプル)にログインのうえ送信してください。
Rimple(リンプル)の会員登録は、これで以上です。
Rimple(リンプル)で少額投資を始めよう
Rimpleは上場企業が運営元であることや、優先劣後方式を採っていることなどから、他の不動産投資型のクラウドファンディングと比較してリスクが低い商品と考えられています。そのため、不動産投資初心者の方や、長期的に手堅く運用したい方にはおすすめです。
ただ、今回の記事でも繰り返しお伝えしてきたように、Rimple(リンプル)は人気が高い商品なので、投資したい時にすぐに投資できるとは限りません。そのため、お早めに無料会員登録だけでも終わらせて、今後の投資チャンスを伺うのが良いでしょう。